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東京(江戸)の地震の周期
江戸の地震の周期は60年と聞いたことがあります。 前回関東大震災がおそったのは1923年なので そろそろ100年でやば過ぎると思います。 そこで気になって周期をWebで検索してみたのですが、 関係ない地震まで出てきて目的が果たせません・・・ そこで詳しい方の力をお借りしたいと思います。 宜しくお願いします。
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たとえばかつて、地震学者の河角廣によって「関東地震69年周期説」が唱えられました。関東ではほぼぴったり69年周期で大地震が起こるという学説です。 しかし実際には、どの地震を対応付けるかなどあいまいな点が多く、それほどはっきりした周期は存在しないということでほぼ決着がついています。 関東(東京周辺)での大地震と一口に言っても、(1)内陸直下型の地震、(2)フィリピン海プレート内の地震、(3)フィリピン海プレートの沈み込みに伴うプレート境界地震、(4)太平洋プレート内の地震、(5)フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界地震など、いろいろなタイプがあります。 大正関東地震や元禄関東地震は(3)のタイプですが、明治東京地震や安政江戸地震は(2)のタイプだと言われています(後者については諸説あり)。 また、2005年に東京都で震度5強となった千葉県北西部の地震は(5)のタイプです。 これを、(1)から(5)まで一緒にして周期を論じても意味がありません。 (3)のパターンに限って言えば、前々回は1703年、前回は1923年で、次回はまだ数十年から百数十年先だと思われます(ただし誤差も大きいので、近い将来は絶対に起きないとは言い切れませんが)。 (1)のパターンは、不明な点が多く、「いつ」というのはなかなか論じることができません。 (2)や(4)、(5)のパターンも、周期まで求めるのは現状では困難です。 いずれにしても、関東地方というのは西日本などと比べても地震が多い地域であり、いつ大きな地震が発生してもおかしくないわけです。 また、東北地方太平洋沖地震の影響で、とくに千葉県沖や多摩地方(立川断層)で地震が起きやすくなっているとも言われています(どれくらい起きやすくなったかについては現状では評価困難)。 そうでなくとも、立川断層や三浦半島断層群というのは、既にいつ大きな地震が起きてもおかしくない状況であると指摘されています。 ですので、地震について普段から注意するに越したことはありません。 詳しくは、以下の地震調査研究推進本部のサイトを参照されるとよいかと思います。 http://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02.htm
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- 植松 一三(@jf2kgu)
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周期説は、あくまで参考事項であって、決定では有りません 大事なのが、地震エネルギーがどれだけ溜まって居るかという事です 但しそれが今の科学では判りませんので、周期説や、その他の事を研究しているのです 地震のエネルギーがどれだけ溜まったら、地震に成るかも、岩盤の状況によって違いますので、 今は歪を観察したり、大地震の前兆とされている、滑りなどを、観測しています ただ単に周期説からすると、確かに、関東大震災からかなりエネルギーは溜まって居ると思いますが 上記の事から、だれにもわからないそれがほんとだと思います 只、現在は東海、東南海、南海地震が起きてもおかしくは無いと言われていて、もし東海地震が起きたら、連動する可能性も否定は出来ないと思います 結論として、いつ起きてもおかしくは無いが、現在の所判りません それが答えだと思います
お礼
素人なので分かり易い目印が周期だったんです。 実際は色々複雑みたいですね。 どうも有り難うございました。
お礼
詳しい説明で助かります。 60年周期説は正しくは69年だったんですね。 立川断層がやばいらしいことは聞きましたが、 本当にやばい状態のようですね。 避難経路とか見直してみたいと思います。