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大地震は特定の場所で起きますか?
大地震は特定の場所で起きますか? 大地震は特定の場所で起きますか? 以前、学校の先生が「大きい地震は大陸移動しているプレートの境目が特定の場所にあるので、1世紀程度の一定周期で起きる」みたいな事を言っていました。 要するに、関東大震災があった100年後にまた大地震が起きて、その後も100年ごとに大地震が起き続けるということだと思うのですが 本当ですか?
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大地震が起きるとされている場所はある程度特定されています。 ただプレートの境目は一点ではないので、そのどこか、または全体で連動して 起こるということになります。 そして日本にはプレートの境目がかなり多く存在するため、 多くの地域が大地震の脅威に晒されています。 関東大震災や南海・東南海・東海地震などが有名なのは 周期が安定していて予測しやすく、かつ丁度その周期を 迎えようとしているからですが、 他の地域でも同様に大地震が起こる確率もあります。 全国地震動予測地図 http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/index.htm ここにどの地域がどれだけ大地震の起こる確率があるのかが載っています。 しかしながらここまでは「海溝型地震」の話で 「直下型地震」となるといつどこで起こるか全くわかりません。 「海溝型」が、定規の端をぐっと押さえて定規がしなっている状態で パッと離すと反動でビンと戻るのと同じような原理だとしたら 「直下型」とは、定規をしならせたら真ん中でポキっと折れた と喩えることが出来ます。 「直下型」はプレートのどこで折れるか分からず、 そのため周期も存在しません。 阪神淡路大震災がまさにこのタイプで、当時その地域に 地震が来る確率は低いとされていました。 つまり回答としては 大体同じ場所でかなりアバウトだけど周期的に起こる地震がある。 でも、そうでない地震もある。 ということになります。
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- kagakusuki
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地球の構造は、表面にある地殻、地殻の下にあるマントル、更に下にある外核、地球の中心にある内核に分ける事が出来ます。 地殻は一枚の岩盤で出来ている訳ではなく、陸地と海底のどちらも、何枚かのプレートと呼ばれる板状の岩石の層から成り立っています。 プレートは地球の表面をゆっくりと移動していて、その移動方向の関係で、プレート同士がぶつかり合っている所では、プレートの端がグシャグシャに押し潰されて盛り上がったり、片方のプレートの端が衝突相手のプレートの下に潜り込み、マントルの中に沈み込んでいたりします。 プレート同士が衝突して盛り上がったのが、ヒマラヤ等の山脈で、プレートが潜り込んでいる場所が、海底の谷間である海溝です。 又、海底を構成している海洋プレートの幾つかには、マントルの中から湧き出して来る物質を原料として、新しい海底の岩盤が継ぎ足されていく、海嶺(かいれい)と呼ばれる所もあります。 海溝でぶつかり合っているプレートの内、マントルに沈んで行かない方のプレートの端は、沈み込んで行くプレートに、摩擦力で固着(引っ掛かっている)ため、衝突相手のプレートがマントルに沈み込んで行く動きに引きずられて、たわんで行きます。 たわみが限界を超えると、引っ掛かっていた所の岩が砕けて、固着が外れ、プレートの弾力でたわんでいた所が元に戻ります。 このプレートが元に戻る時の振動が大地震なのです。 プレートの端が元に戻っても、海底の別の場所に再び固着するため、再びたわみが増えて行きますから、大地震は繰り返し起きます。 地震が起きる間隔は海溝によって異なり、関東大震災の時の震源地である相模トラフでは、200年以上の間隔で、地震が起きると言われている様です。 この間隔は厳密なものではなく、地震によっては何年かずれる事もあります。 又、海溝によっては、摩擦力が小さいために、微弱な地震が繰り返し起きるだけで、大地震は起きない所もあります。
お礼
回答ありがとうございます。 では、何年周期というのは一定のものではないとしても 起きる場所はある程度一定に決まっているということなんでしょうか?
お礼
阪神大震災は確率が低いと考えられていたのですか、 怖いですねェ ただでさえ周期的にある程度、予知できる大きい規模の地震と いつどこで起こるか解らない大きい規模の地震もありえるなんて 本当に嫌になりますね ありがとうございました