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接地変圧器(GPT)の設置と地絡検出
接地変圧器(GPT)の設置台数と地絡検出について、教えてください。 同じ系統に設置されている接地変圧器(GPT)の台数が多いと、微地絡の検出が難しくなるのでしょうか?
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補足を拝見しました。 まず回答としては理論的にはご推察の通りGPTが多くなるとV0は小さくなります。 が、実際にはほとんど影響ないと思われます。 理由は参考URLの(7)式を見てください。 分母に抵抗分と静電容量分があります。 抵抗分の(1+Rg/Rn)のRnがGPTによる制限抵抗になります。 GPTが複数あると制限抵抗が並列に入ることになりRnが小さくなります。 Rnが小さくなると (1+Rg/Rn)が大きくなり、結果V0は小さくなります。 理論的にはこうなります。 ただし、まず、 C分のほうが多いので分母のjRgωCの部分でほとんど決まってしまいます。 さらに分母がRとCなのでスカラーで見るとRnはあまり効いてこないと思いますが、ここはRnの値によるので確認をしてください。 また、GPTの目的は地絡抵抗Rgの検出のためにVOを監視するので心配でしたら、人工地絡(接地)試験を行い、検出Rgがいくらになっているか 試験によって確認されることをお勧めします。 繰り返しになりますが、理論的にはご推察の通りですが、実際にはほとんど影響ないと思われます。
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- sou_tarou
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回答ではありませんが、 この質問の背景を教えてください。 同じ系統に接地変圧器が何台もあるっていうのが考えられなくて 例えば 1.変圧器を停止し負荷をとなりの変圧器で送電するので常時は別の接地変圧器が同じ系統になる。 2.変電所側はGPTなのに受電はZPDなのでこれをGPTにしないのはなぜか とか こういう感じのことを考えておられるのでしょうか?
補足
特高受電で3K系の構内配電系統で、多数の配電室があるのですが、 現状、その中で複数の接地変圧器が設置されています。 よって、変圧器停止などの状況ではなく、常時同系統に存在している 状況です。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。 大変よく分かりました。 ご教示ありがとうございました。