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地絡電流の検出方法の違い
地絡電流の検出は電力会社変電所の接地抵抗値によって下記3通りあると書籍などで書かれていました。 1.高抵抗接地:ZCT 2.低抵抗接地(定格1次400A未満):CTの残留回路、 3.低抵抗接地(定格1次400A以上):CTの3次巻線 そのことについて、下の疑問がずっとあるのですが、分かりません。 どなたか分かる方いらっしゃいましたら教えてください。 A.なぜ、高抵抗接地では2や3の3CT合成回路による地絡電流検出 をしないのか? B.なぜ、低抵抗接地ではZCTを使用してはだめなのか? C.なぜCT定格電流の値によって、2と3で分かれるのか? D.1,2,3の基準はjiSか内線規定か何かで定められているのか? Aについては、「高抵抗だと地絡電流が小さいので、2や3でのCT 合成で見ると各々のCT誤差特性が大きく影響を及ぼしてしまい、 誤動作する可能性があるから」と予想しています。 BとCについてはまったく分かりません。 よろしくお願いします・
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補足
ありがとうございます。 Aについては自信がつきました。 Bについてもなるほどなという感じです。 Cですが、ということはCT比300/5でも電気理論的には三磁巻線付CTを利用しても問題ないということでいいですよね。 あと、いまさらですが、Cの場合で、CT比が大きすぎる(400A以上)と地絡電流の値的には問題ないが、過電流(短絡)電流の検出感度が大きくなりすぎてしまうことになるから残留回路方式が取れないのでと思いました。 つまりCT比が大きいかつCT残留回路の場合は、GRとOCR両方とも最適な整定ができないのではと思いました。 sou_tarou様はこのことについてどうのように思われますでしょうか。