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全員がニートの会社って一体何なの?
- 取締役が全員ニート、という会社ができたそうです。賛否両論あるようですね。
- 賛成意見では、既存の会社組織の枠組みから解放された新しい形の会社が始まるとしています。ニートの潜在能力は高いとし、彼らの個性や能力を引き出せなかった既存企業の欠点を指摘しています。
- 一方、否定意見では、ニートが会社経営をするのは無理だとしています。能力や才能の商業的価値に疑問を呈し、ニート会社の利益や長期的な成功について懸念を表明しています。
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何をもって成功とするか、によるでしょうね。 ニートを社会適応性における障害の一種とみなすなら、授産所的な役割が果たすことが期待できるでしょうから、利益を出さなくても潰れさえしなければ成功ということになります。(親達からの支援が必要かも知れませんが、授産所にしても公的な支援で成り立っているのがほとんどですから) いずれにせよ、事業として経常的にカネが回るかどうかにかかっていますので、そこが判断基準です。 一般的な企業と比べてどういった利点があるかどうかで考えてみると、まず、とりあえず話題性はありますから広告宣伝のメリットがあります。それから全員が役員という点は人件費においてかなり有利です。業種としては人材派遣などに近いでしょうから事務所関係費や物件費があまりかからないかも知れません。 逆に、危ない点としては、ひとえに契約上の信用が得られるかどうか、特に納期や品質の管理を誰が仕切るのか、ここが駄目だと多少の利点は消え去ります。クライアントのレベルを引き下げれば誤魔化せますが、おのずと単価が下がり、たぶん経営としては成り立ちません。 結局、企画がいくら秀逸でも事業化のノウハウを持たなければ無価値ですし、企画のみで売るにしても実経験の少ないスタッフが作ったものを信頼するクライアントはなかなか居ません。 まぐれでも良いので、まずは何か実績を上げることを考えるべきでしょう。 使い道の有るかどうかわからない企画案だけをただプールしても駄目で、とにかく事業化して成功した例を作らないとすぐに忘れ去られます。 成功したベンチャーの中にも、例えばサークル活動の延長とか、そんな成り立ちの会社がありますし、一時的な成功の可能性を否定することはできないでしょう。 ただし、本当の問題は成功した後に生じるのではないかと思います。 実績と利益が出た段階で、配当をめぐりメンバー間の平等原則が次第に崩れて上下関係が生じ、様々な軋轢が生まれる土壌となります。組織に対する貢献度について、例えば人材評価を成立させるための雇用関係などがありませんから、それに代わるルールが必要なのですが、そのモデルは既存には見当たらず、それをどうするのかが重要な課題となるでしょう。 有る意味、傍目には、社会実験として面白いのですがね。
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- fict923ikayoma
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一般的にニートとは働けるのに働く意欲の無い人で、親に食べさせて貰っている若い?人達を指すのではありませんか、間違っていたらゴメンなさい。このニート会社の役員は早期退職者や就職難民の集まりのようで、働きたいけど働く場所がないが、過去の経験を活かしたい人達が設立した普通の会社だと思います。ただこの人達の勘違いは会社の信用=自分の信用と思っている事です。会社を離れれば元管理職でも信用も人脈も無くなります。取引先を見つけるのは大変です、殆んど破綻しているようです。某局で特集番組していました、結論は「こんな筈ではなかった」です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まあ、確かに言葉の定義から言ったら、ニートとは定職に就かない人間であるので、 「取締役がニート」 「全員がニートの会社」 というのは矛盾した文章ではありますが。 ま、それを言ったら、アルミ缶や段ボールを集めて金を稼いでいる人は無職者ではないし、ホームレスや浮浪者ではない、という事になります。(あ、ホームレスや浮浪者は、「無職者」ではなく、「家なし」という意味か。だったら矛盾してないわな) >某局で特集番組していました、結論は「こんな筈ではなかった」です。 どこの放送局でしょうか? ぜひ紹介して下さい。
- Ssddfree
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ニートかどうかは関係なく、資本主義経済社会における株式会社と言うものを理解できているかどうかが重要だと思います。 ポッと出の学卒と同じようにあれがやりたい、これがやりたいとか言っていますが、何をやるにせよ「利潤の追求」がなければ、会社ではありません。 利潤の追求をしなければ、会社と出資者、ひいては社会に対する背任行為でもあります。 誰が見てもこの会社が責任をもって事業を行うとは見ていないと思います。 そもそも少しでも責任感があればニートなんかになるわけないんだから。 >このニート会社は成功するのでしょうか? 成功するか、どうか以前にこの会社に縁故以外で仕事を頼むところがあるかどうかですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >誰が見てもこの会社が責任をもって事業を行うとは見ていないと思います。 >そもそも少しでも責任感があればニートなんかになるわけないんだから。 仰る通りですね。 >成功するか、どうか以前にこの会社に縁故以外で仕事を頼むところがあるかどうかですね。 そうですね、縁故だけが頼りですね。 そのうち、マルチ商法の下請けでも始めて、会社ぐるみで友人宅、親戚宅の訪問でもするんじゃないですか? とはいえ、米国の某大手IT企業の社長も最初の仕事は自作のソフトウェアのガレージ販売から初めて、初日に早速5個売れたとか。そのうち3個は彼の母親が買ってくれたという事ですから、縁故販売というスタートがすべて悪いというわけではないですがね。(もちろん、一人の成功者の陰に何十万、何百万という屍が転がっているわけですが)
>このニート会社は成功するのでしょうか? そもそも論で、 ニートに能力があるかどうかは別にして 船頭の多い船は陸に上がります。 成功するいわれがありません。 たぶん、その中の2.3名か数名が ずるがしこい奴で、 その他もろもろの百数十名の阿呆の 上前をはねるような気もします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰る通り、船頭多くして船は運航できませんよね。 >たぶん、その中の2.3名か数名が >ずるがしこい奴で、 >その他もろもろの百数十名の阿呆の >上前をはねるような気もします。 きっとこのような結末になるのでしょうね。
- k1234649
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いんじゃーないの? 何事も先ずやってみる! やって駄目ならまた考える。 そしてまたやって駄目ならまた考える。 そしてイロイロ、ノウハウを積み重ねて自分達の目指す物や近い物やそこから思わぬアイデアも飛び出します。昔の人はそうやって気違いじみていると言われながらイロイロやって来て、私達はその恩恵の中で過ごさせて貰っています。初めから上手く行くならこんな面白いことニャンよ~! 誰だってやります。気持ちだけで何の努力も実行力もなしにほざくだけでは夢が夢だけに終わってしまいます。 暖かく見守って上げましょう!
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰る通り、何事もまずやってみることが大切ですよね。 暖かく見守ってやることもいいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ニートを社会適応性における障害の一種とみなすなら、授産所的な役割が果たすことが期待できるでしょうから、 じゅ、授産所ですか、そこまで厳しいというか、究極的な評価、見方があるとは思いもよりませんでした。私、目からうろこが落ちる思いでございます。そうかあ、授産所だったのかあ・・・・・ハハハハ、言葉もありませんね。 >それから全員が役員という点は人件費においてかなり有利です。業種としては人材派遣などに近いでしょうから事務所関係費や物件費があまりかからないかも知れません。 いやー、経営参画者がそこまでわかっているかどうかはちょっと疑問ですね。 彼らは今まで平社員視点からのみ、会社経営者という人たちを見てきたはず。 漫画風に言えば、 「革張りの椅子に踏ん反り返って葉巻をふかし、美人秘書をはべらせて、ただただひたすら部下には命令を下す。 満員電車なぞ乗ることもなく、運転手つきの社用車で送り迎え。豪華な自宅では奥様が御帰りをお待ちなのだが、自宅には帰らず、毎晩愛人宅に寝泊まり」 というような非常にステレオタイプな社長像を夢見ているのではないのでしょうか? この会社の役員報酬規程がどうなっているのか知りたいですね。月給いくらもらってんのか? 一人6000円(600万円の書き間違いじゃないですよ、ろくせんえん、ですよ)とのことですが、 役員報酬月額一人1000円ずつもらって、半年後には資本金が底をついて、会社解散じゃないでしょうか?