浮力補正.02
化学天秤を用いて計測すると、
浮力補正が考慮されていません。
そこで、
m0=ピクノメータの質量
m1=ピクノメータ+標準液の全質量
m2=乾燥紛体の質量
m3=ピクノメータ+紛体+標準液の全質量
ρtは物体の密度、ρfは水の密度
質量m0のピクノメーターの容積をV0とし、
これに密度ρtの標準液を満たしたときの全質量m1は
m1=m0+ρfV0 (0)
となる。次に、質量m2だけの乾燥紛体をピクノメータに入れ、その粒子群の真の体積をΣVtとすれば、標準液の占める体積は(V0-ΣVt)となり、満たした標準液と紛体を含むピクノメータの全質量m3は
m3=m0+ρf(V0-ΣVt)+m2 (1)
となり、Eps.(0),(1)より、紛体の占める真の体積ΣVtは
ΣVt=(m1+m2-m3)/ρf (2)
となる。よって紛体の真密度ρtは
ρt=m2/ΣVt
=m2ρf/(m1+m2-m3) (3)
から求められる。
また、化学天秤を用いた場合、秤量時の大気による浮力の補正を考慮すれば、ρtは次式で与えられる。
ρt=[{m2(1-ρg/ρs)}/{(m1+m2-m3)・(1-ρg/ρs)}](ρf-ρg)+ρg
={m2(ρf-ρg)/(m1+m2-m3)}+ρg
ρg:空気密度
ρs:天秤の分銅密度
となるそうなのですが、どうすればこうなりますでしょうか?
お教えください。
お礼
ありがとうございます。 分からない事だらけですので是非またご教授のほどお願いします。