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結合の生成。
『最も簡単な分子であるH2+イオンについての波動方程式を基に、結合の生成について説明せよ。』 という問題がありました。 これを考えるのには、重なり積分S・クーロン積分J・交換積分Kなどを使いながら説明しろという事でしょうか?それとも、結果的なものを図示しながら回答すればよいのでしょうか? ちなみに、第○問の4問目の(2)程の問題ですので、完璧に計算しなくてはならないという事はないと思うのですが…。
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- Julius
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回答No.1
『H2+イオンについての波動方程式を基に』 と書いてあるので、 多分、二つの陽子の周りを回っている電子の波動関数を、 二つの原子軌道の一次結合(ψa±ψb)として表現し、 そこから電子の存在確率を求めることで 「結合性軌道」と「反結合性軌道」を図示する。 までで式の展開は良いのではないでしょうか? H2~+イオンにもう一つ電子を加えた場合も波動関数は同じ形ですし、 スピンの問題は、波動関数で説明するべき内容ではありません。 ただ、物理系の教官であれば、かなり厳密な数式の展開を した方が喜ぶ場合もありますし、あるいはもっと高度な説明を要求するかも 知れません。
お礼
化学系の教官なので、ある程度で許してくれるかもしれません。 遅れましたが、回答、ありがとう御座いました。