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太平洋戦争中の日本軍の武器は日本製?

日本の兵器は、部品、生産する機械などすべて日本製でまかなえましたか? 戦争中は鎖国状態なので部品の輸入なども不可能でしたね? 先日、ゼロ戦のパーツについて解説された書物を読んだのですが、「な~んだ、純日本製と違うのか」と思いました。

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  • k16399638
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回答No.4

工作機械は、米英独のものを使っています。たとえば、なーんだ、と思われた零戦の工作機械には、アメリカ製のものがありました。消耗品(ドリルの刃など)が当然輸入できませんから、大切に使うように現場には指示がでています。 また、海軍の工作艦「明石」は、戦前に英米独の工作機械を輸入して搭載していました。この艦一隻だけで、日本海軍が日本の外で実施した艦船修理の5割をこなしていました。 陸軍は中国大陸で国民党の軍隊が装備していたチェコスロバキア製の機関銃を大量に鹵獲し、正式装備にしています。性能がよかったからです。また、マレー作戦で鹵獲した英米の自動車やトラックは、多いに活用されました。 シンガポールの油脂タンクに貯蔵されていた英国のガソリンですが、日本のものよりオクタン値が高くて優秀だったので、重要な偵察任務につく航空機などに使用しています。 陸軍・海軍が使っていた和文タイプライターの活字部品は、1943年にストックがつきるまで、戦前にストックされていたスウェーデン鋼材で作られていました。 あと、零戦の取り扱い説明書で指定されているエンジンオイルは、テキサコ・エアプレーンです。テキサコは当時の石油メジャーだったので、特に奇異なことでもありません。 意外とさがすとありますよ。鈴木内閣になって終戦工作が始まった時期、海軍省の大臣秘書官たちは、万が一のことにそなえて、使いやすいコルトの拳銃を手近に用意していたといいます。

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  • ithi
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回答No.5

agekoba さん、おはようございます。 日本の兵器は、部品、生産する機械などすべて日本製でまかなえましたか? たぶん、日本の兵器は、部品を賄えただろうと思います。ただ、特許というかアイディアとか工作機械は一部を戦前、あるいは戦中に輸入してライセンス生産しただろうと思います。戦前にアメリカから輸入したものを含めて) 例えば、ゼロ戦の20mm機銃はスイスのエリコン社製のライセンス生産したものを改良したものです。また、機体に使用されていたものはESDという超超ジュラルミンというドイツの新素材です。ただ、総合的な設計は日本の技術だと私は思います。

  • eroero1919
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回答No.3

質問者さんの定義する日本製がどういうものを指しているかにもよりますが、日本の国内・領土内で製造されたものと定義するならすべて日本製です。 ただし、他の方も指摘するように設計は外国製で、ライセンス料を払って日本の工場で生産したものもあります。これを純粋な日本製というかどうかというのはありますね。 また占領などによって鹵獲した兵器や車両を使うこともありました。ま、これはドイツなどでもよくやっていたことです。 連合国側では貸与、供与という形で武器や部品などが提供されることがありましたが、枢軸側ではほとんど行われませんでした。

  • m-twingo
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回答No.2

どこの国の兵器でも同じですが、100%国内開発、国内製造はあり得ません。 開発するにあたっていろいろな技術的ノウハウが必要ですが、海外で開発された技術の流用(正規でも非正規でも)は当たり前のように行われています。 また、どうしても国内で開発できない物や、一定性能を得られない物は輸入品を使うことは多々あります。 例えばあなたの言っている零戦ですが、重要なパーツであるプロペラは、アメリカのハミルトン社が開発した定速プロペラを住友金属がライセンスを取得して製造したものです。 なぜアメリカで開発された物を使っていたかと言うと、当時の日本の技術力や工業力では作れない物がたくさんあったのです。 今の日本の感覚では信じられないかもしれませんが、当時の日本は基礎技術力や基礎工業力が低く、そうせざるを得なかったのです。 また陸軍の三式戦の20mm機関砲はドイツのマウザー社の物を輸入して使ってました。そのため同時に輸入した砲弾のストックが切れた時点で使用を終了しています。 これもエンジンはダイムラーベンツのDB601のライセンス品ですよね。もっとも日本の場合、先にあげた基礎工業力が低くてとてもじゃないけどまともな物は作れませんでしたが。 戦争中の海外方の輸入ですが、大戦末期の制海権も制空権もアメリカに取られた後は殆ど不可能でしたが、大戦初期から中期にかけては同盟国経由で輸入されていましたし、敵国の兵器でも同盟国や第三国経由で結構入手されていました。

回答No.1

全て日本製ですよ 外国から部品供給が無いので、日本国内で部品を作り組み立てるしか術がありません 潤滑油に関してはペンシルベニヤ産鉱油という指定になっていました 当時のエンジンオイルはペンシルベニヤ産鉱油を中心とする英米製が高品質で、日本製は品質は悪く初期性能の発揮が出来なくなるのです 日本は現在でもライセンスないし国産に拘るのは有事に際して部品供給が止まると兵器が動かなくなるのでそれを防ぐのが目的です