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アガロースゲル電気泳動におけるPCR産物バンドの乱れ
600 bpくらいのDNA配列をPCRで増やし、その産物をPEG沈して精製しているのですが、PCR直後の電気泳動(1.5% TBE gel)では1本のバンドなのですが、PEG沈後の電気泳動では2本になっています。 分子量で見ると、産物のバンド(600 bp)に加えて、450bp程度のバンドが新たに出現します。精製中に分解したのでしょうか?(でも、DNaseのコンタミだったらもっとズタズタに切れますよね)。それとも、精製過程で産物の一部が何か高次構造のようなものをとって、電気泳動上で二本になって見えるのでしょうか? 原因についてご存知の方、あるいは同じ経験をされた方、教えてください。
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お礼
ご指摘の方法で実験をやっています。なるほど、ゲルの側面から見る方法ですね。これなら何か原因につながることがわかるかもしれません。やってみます。
補足
生じた短い500bpバンドの方を切り出してカラム精製して再度電気泳動したところ、なんと、分子量が600bpに戻っていました。つまり、分解とかではないようです。ただ、すぐ横に流しているマーカーでは分子量シフト等は起きていないので、ゲル調製の問題ではないようです。アプライ量が多いと、分子量シフトが起きたりするのでしょうか。。。原因はまだ不明ですが、解決しましたので、皆様有難うございました。