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塩化鉄での銅版の腐食
銅板のエッチングの反応で、Fe3+がFe2+になり、その分CuがCuClやCuCl2になるのは、 反応式としてはわかるのですが、その反応がなぜ起こるのかがわかりません。 Fe3+はどうしてそのままFe3+のままでい続けることが出来ないのでしょうか? Fe2+の方が安定なのでしょうか?だとしたらそのときの「安定」はどういう点で 安定なのでしょうか?どなたかよろしくお願いします。
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次の2つの酸化還元系の標準電位(E゜)から酸化還元反応が起こるかどうかを考える。 Fe^3+ + e^- ⇔ Fe^2+ ;E1゜ Cu^2+ + 2e^- ⇔ Cu ;E2゜ 次の反応が起こる理由は E1゜>E2゜ であるからとしか云えない。 2Fe^3+ + Cu → 2Fe^2+ + Cu^2+ CuCl2は易溶ですが、CuClは難溶塩である為に沈殿します。彡彡彡
お礼
酸化還元電位の違いで反応が自発的に起こるわけですね。 納得しました。ありがとうございました。