• 締切済み

俳句についてです。

小林一茶の俳句にある 『梅の花なくにたれと祭哉』 の部分ですが、 『なく』が、 鳴く なのか、 無く なのか教えてください。 色々調べたのですが、分かりません。 博識のある方、何卒よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

ありゃりゃ、まだ回答がないんですね。じゃ、わたしが・・・。 おそらく、本人のメモ(や前句、連歌など)でも残ってない限り本当のことは分かりませんが、推察は出来るでしょう。こうだ!と主張すれば誰も文句は言わないでしょう。 一茶の癖や時代背景などから考証するのですが、 結論から言うと「鳴く」でしょう。 自然にとれば「梅の花が咲いていて鶯が鳴いている、(私は友と花見酒を楽しんでいる、)鶯よ、おまえは誰とお祭りするのだろうかね」ってとこでしょうか。 梅の花につきものの鶯の囀りに添った自然な解釈です 「無く」や「亡く」はないでしょう。何が無いというのでしょうか? 「鶯の囀りが無い」というなら、あまりに突拍子もない暗喩だし、一茶らしくない”穿ち”の句になってしまいます。 いきなり「梅の花が無い」というなら、それはもはや俳句(発句)じゃないですね。 試しにネットで検索しようとしたら「梅の花の国たれと祭哉」ではないですか? と指摘がありましたが、これは何なのでしょう? 一茶の発句のパロディーでしょうか? 国粋主義(を茶化した句)になっちゃいますね。梅を桜に替えたら軍国主義(を茶化した句)。これも一茶っぽく無いですね。 ということで、「鳴く」に分があると思いますが、いかがでしょうか。      

関連するQ&A