安土問答のやりとりを読みましたが、
正直、どっちもどっちですね。
まったく議論や話が噛み合っていない。
なのですが、
真摯な姿勢は、法華側に見られますね。
〇定安曰く 法華の妙よ。汝知らざるか。
この発言は、質問の意味が不明で、減らず口を叩く猫ですら、思わず口をつぐんでしまいます。
「法華の妙よ」
この妙が『妙方蓮華経』の「妙」の意味なのか、「四妙」の「妙」を意味しているのか、何を意味しているのか、分かりませんからね。
なのですが、猫ならば、
「法華の妙は、妙中の妙、絶妙の義なり!! 阿弥陀三経に妙の字あるや!!」
と切り替えします。
これで間違いなく勝てる。
意味不明な発言をし、法華側を思考停止状態に至らしめたのだから、
ディベートとしては、安定の勝ちなのかもしれないけれど、
これは宗教人、学僧のとるべき行動ではないでしょう。
いつも法華側に厳しい態度をとる猫ですが、
この問答に関しては、
法華側に好感を持てます。
ではでは。
お礼
法華宗は安土問答にて浄土宗に敗れ信長から強かの制裁を受けたにも関わらず、400年経った今なお浄土宗の寺に押し掛けては懲りずに折伏を繰り返しておるらしい。問答で負けた凝りが消えぬからであろーか。今だに決着はついておらんよーである。