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期待値と平均
確率で期待値を学習しました。 平均のことを期待値と言うんですよね? どちらも同じ意味なのに、なぜ使い分けるのですか? どのようにして使い分けるのですか? 解答をよろしくお願いいたします。
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「期待値」と言えば、意味は明確ですが。 「平均」には、No.1 さんが書いているように、いろいろな種類があり、 期待値だけが平均ではないんですよ。 正確には「○○平均」と書かねばならないところを、文脈上通じそうなら、 略してただ「平均」と書いてしまうだけ。うるさく言えば、曖昧です。 期待値とは、正確には「確率による加重(算術)平均」のことですね。 No.4 さんの例 > 確率1/3で10になり > 確率2/3で20になる の「平均」も、確率の話で平均と言や期待値のつもりだろ!という意味では (1/3)10+(2/3)20 でしょうが、実は、単純平均 (10+20)/2 のつもりだった というオチが隠れていないとは言いきれないのです。(天邪鬼ですが。) 数学用語は正確に使ったほうがいい。「期待値」がオススメです。
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平均と期待値の使い分けは あいまいなことが多い 単に 10と20の平均 といったら 15 というのが普通であり こういうのを 期待値と呼ばないのは確かである しかし 何かが 確率1/3で10になり 確率2/3で20になる といったら (1/3)10+(2/3)20=50/3 を この何かの期待値 と呼んだり この何かの平均 と呼んだりする 期待値という言葉は 確率的な文脈に限定される 一方 平均という言葉は それ以外に限定される ということはないと思う
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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平均は一般的な用語で、統計的な指標であり、 いろいろ種類(定義)があります。 期待値は確率論の用語で、 無限回の試行での確率変数の算術平均値 というような定義だったと思います。 意味の範囲が違います。使い分けが必要です。
- tsuyoshi2004
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平均というのは統計用語です。 統計というのは「今現在、または過去の実績を分析すること」で、確率とは「これから起きる事を予測すること」です。 したがって、平均とはあくまでもそれまでの実績を計算したもので、期待値はこれから起こることを計算したものです。
解答が難しい質問ですね。算術平均とおおよそ同じものだという理解でよいと思います。平均には、算術平均の他に加重算術平均、幾何平均、調和平均があります。それぞれどんな平均か調べてみてください。 尚、ほとんど同じだという理屈は、下記のURL参照。 http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/kakuritu/kakuritu/henkan-tex.cgi?target=/math/category/kakuritu/kakuritu/kitaiti-no-teigi.html
補足
みなさま回答ありがとうございます。 「平均」という言葉は難しいですね! とても勉強になりました。