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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:国民所得と、需要の関係がよくわかりません)
国民所得と需要の関係がよくわからない
このQ&Aのポイント
- マクロ経済の問題集を解いていたら、国民所得と需要の関係がよくわからない。
- 問題の式にはY=C+I+G+X-Mとあるが、解答や表にはD=C+I+G+X-Mとなっている。単純にY=Dと考えてしまっていいのか疑問。
- Y=C+I+G+X-Mで導き出されるグラフが45度分線なのかも不明。誰か教えてください。
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『設問には「Y=C+I+G+X-M」とあるのに、なぜ、解答や表には「D=C+I+G+X-M」 となっているのでしょうか。』 ←設問の『Y=C+I+G+X-M』という式は、『国民所得の定義式』です。 左辺Yは『供給』を意味し、右辺の『C+I+G+X-M』は『需要』を意味しています。 すなわち、この式は、『需要と供給が一致した所を国民所得と定める!!』という意味の式です。 これに対して、『D=C+I+G+X-M』は『需要の定義式』です。 すなわち、『需要Dは消費cと投資Iと政府支出Gと純輸出x-Mから構成されるものと定める!!』という意味の式です。 で、『需要と供給が一致した所で国民所得が決まる。』訳ですから、『Y=C+I+G+X-M』という式の右辺に需要の定義式である『C+I+G+X-M』をどんどん代入していけば国民所得が算出されることになります。 ちなみに、本問の様な入門段階のモデルでは、『供給がどのようにして決まるか?』はひとまず無視して、『需要が国民所得を決定する』と仮定しています。 だから、需要の定義式『D=C+T+G+X-M』だけを『Y=C+I+G+X-M』の右辺に代入すれば答えになる訳です。 中級段階になると『供給はどのようにして決まるのか?』も問われますが、現段階ではそれは無視し、ただ、需要だけを式に代入すればよいという事です。
お礼
丁寧かつ詳細なご説明、有難うございます。 ご説明を見て、ようやく理解することができました。 最近、公務員試験の為経済学の勉強を開始しました。 大変興味深い学問ですが、私には少々、難しいです。 ご回答、本当にありがとうございました。