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「ご」のつかいかた
講座受講チラシを作成しています。 校正してくださった方から、最近では「講座、ご受講の皆さまへ」という書き方はせず、「講座を受講していただく皆さまへ」と書くのが正しいと指摘されました。 今では接頭語はあまり使用しなくなったということなのでしょうか? 言葉の使い方に自信がなくなっています。
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質問者が選んだベストアンサー
動詞形であれば、 ・ご受講になる皆さまへ ・受講される皆さまへ ・受講なさる皆さまへ ・ご受講なさる皆さまへ ・ご受講くださる皆さまへ などの尊敬表現ができますが、 ・ご受講する皆さまへ というのは「ご~する」という典型的謙譲表現ですので、誤りになります。 「ご受講」は、これの名詞形と受け止められやすいため一般的にはあまり使われない、ということなのでしょう。 とはいえ、これは、「受講」を「受講する」の名詞形と捉えた場合の解釈です。 「受講」を純粋な名詞として解釈することができないわけではありません(と思います)。 「当館をご利用の皆さま」といった表現も一般的に通用しています。 これなどは、「ご利用なさる皆さま」という尊敬表現の名詞形でしょう。 「ご受講なさる皆さま」の名詞形としての「ご受講の皆さま」を間違いと言い切るのは難しいと思います。 ただ、「ご利用」ほどには尊敬表現として定着していないため、また、先に述べましたように、謙譲表現の名詞形と捉えられることもあるため忌避されがちである、ということではないかと思います。
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- chie65536(@chie65535)
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>今では接頭語はあまり使用しなくなったということなのでしょうか? そういうことじゃないです。 「ご受講」は動詞的に使うので「講座ご受講の皆さまへ」は、日本語として適切じゃないのです。 「ご受講」は「ご受講に際して」とか「お申し込みからご受講までの流れ」とかって感じで使います。
お礼
ご受講される、していただくが間違いなのですね。 回答2 の方のお答えと併せて読ませていただいて、この回答の意味がよくわかりました。 ありがとうございました。
補足
早速ご回答いただきありがとうございます。 本文内の「講座をご受講される皆さまへのお知らせです。」 という文章にしても「ご」を使わないで「講座を受講していただく皆さま」に変更するよう言われました。 これも同じ意味ですか?
お礼
尊敬表現になる文章にしなければいけなかったのですね。 忌避されがちな文章はやめておきましょうということだったのが分かり頭の中がすっきりしました。日本語は難しいですが、日々勉強ですね。詳しい回答をありがとうございました。 これからも臆せずに頑張ります。 ありがとうございました。