- ベストアンサー
日本語における女性語の起源と特徴
- 日本語における女性語の起源は室町時代の宮廷の女房詞にあります。女房詞は宮中の女官の間で使われた言葉で、呼び名を柔らかな言い回しで表現しました。
- 江戸時代になると女房詞が広まり、女性が集まる職業の中で多くの女性語が生まれました。女性語は室町時代から江戸時代にかけて生まれた言葉で、女性が使う言葉として定着しました。
- 現代の女性が多く使う「ます」という言葉も、女性語の一部であり、職業によって異なる女中言葉や郭言葉が存在します。女性語は日本語文化の一環として、歴史的な重要性を持ちます。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
いくつか、専門用語のためかわからない記述もあるのですが、純粋に日本語だけを考えると: > 女性語の起源は室町時代の宮廷の女房詞にあるという主張がされ、定着していく。 →(なんとなく不自然です。) 女性語の起源は室町時代の宮廷の女房詞にあるという主張が通説である/~と言われている。 > 女房は昔、 →(日本語としてはおかしくありませんが、学術的な論文で「昔」という漠然とした言葉は不自然です。何時代、とか、いつごろかを明確にしたほうがよいのでは?) > 女房詞とは昔、 →(この「昔」も同じです。) > 宮廷の食品、工具、日用品などの呼び名を柔らかな言い回しで呼んでいた。 →(「呼び名を~呼んでいた」はおかしいです。) ~などの名を柔らかな言い回しで/表現で呼んでいた。 > 江戸時代に至って、 →江戸時代に入って/江戸時代になると > その時の女房詞の特徴は二つに分かれる。 →江戸時代の女房詞の特徴は二つある/二つ挙げられる。 > 江戸時代以後、女性が集まる職業の中で多くの女性語が生まれる。 →日本語としては良いのですが、内容が異なるものとなっているので、段落を変えたほうが良いと思います。 > 職業によって女中言葉と郭言葉と二種類がある。 →職業によって女中言葉と郭言葉との二種類に分けられる/分類できる。 > 今の女性が多く使う… →現代の女性が多く使う… (「今」というのは口語的です) > 「ます」という言葉は郭言葉からの移り変わりである。 →…郭言葉から来たものである/もともとは郭言葉であった。 (「移り変わりである」という表現はあまり使いません) > 女性語は室町時代、江戸時代にわたって生まれた言葉である。 →女性語は室町時代、江戸時代にかけて生まれた言葉である。 > 江戸時代までに「女重宝記」の記載により、女性語の数量は144の言葉がある。 →(少し意味が図りかねるのですが…) 江戸時代までに「女重宝記」に記載された女性語は144語にのぼる/「女重宝記」には144語の女性語が記載されている。 (個人的には後ろの言い回しのほうが自然だと思います) あくまで、私個人の直感で直させていただきました。 一部、好みや感覚の問題になるものもあると思いますので、参考までに。
お礼
早いご回答ほんとうにありがとうございました。 たいへんたいへん役に立ちましたよ。助かりました。感謝の気持ちは言葉で表すことができません。