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明治憲法と現行憲法の違い
どなたか明治憲法と現行憲法の相違点を知りうる限り全て教えてください! できるだけ多く知りたいです
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- hekiyu
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回答No.1
明治憲法は、列強に侵略されまいとした 非常時の、つまり戦争を意識して造られた 憲法です。 これに対して、現行憲法は日本が二度と 逆らえないように、軍事力を奪い、 欧米流の価値観に染め上げるための 憲法です。 こういった基本的な違いがあります。 細かいところは、条文を読めば解ると 思います。 基本的なところだけ挙げておきます。 1,主権 主権とは最終的な政治意思の決定権が どこにあるか、ということですが、 天皇にあるとしたのが明治憲法で 国民にあるとしたのが現行憲法です。 2,明治憲法は国民の権利を保障して いましたが、それは法律によって 保障されるとしていました。 従って、法律によって奪うことも 可能とされていました。 これに対し、現行憲法は法律によって も奪われないのを基本としました。 3,権力分立原理 明治憲法も三権分立を定めていましたが それは結局は天皇大権の基に分立している に過ぎないものでした。 裁判ですら、天皇の名の下に行われました。 これに対し、現行憲法の三権は互いに、分立 しています。 4,議会制度 明治憲法では国民参政を認めていましたが 貴族院などの特権的存在も認めていました。 現行憲法では、貴族院は存在せず、衆参 どちらの議員も国民が選挙で選びます。