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細胞について

全く無知な者ですがお答えいただければ幸いです。 人間の細胞の修復能力が衰えたり、 人間の細胞分裂の回数制限を越して細胞の交換ができなくなったりすると人は死ぬそうですが、 では、細胞分裂を停止させ、細胞を修復する事が人為的に出来るようになれば人は不老不死になるのでしょうか? また、細胞分裂の停止ができたり、その他細胞の不死化ができたとして、考えうるデメリットはありますか? 例えば記憶力が無くなるとか、詳しいことがわからないのでうまい例えが思い付きませんが……

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回答No.8

細胞分裂を全て細胞が停止するのは問題でしょう。一部の細胞が分裂し続けてくれないとおちおち停止もしていられません。相互関係ですね。 細胞分裂をたくさんすると遺伝子変異が蓄積します。遺伝子変異は致死的な方が多いので遺伝子的に絶滅します。その前に複製ミスをして修復不能であれば自殺するような安全設計です。そういうのを切り抜けた一つ細胞が増殖すると腫瘍です。 成功すれば進化が加速しそうですが、生殖細胞以外の体の細胞が(新しい遺伝子で)進化してもその遺伝子は引き継がれません。 個体個人の長生き願望は生存競争する種にとって関係ないのです。文化的には関係するでしょうが。 ご希望の設計でないのが有性生殖する多細胞生物だと思います。 サルの方がテロメアが長いようです。サルの方が長生きしても良さそうです。 テロメア問題に関してはヒトは短命型の生物種のようです。妄想すればヒトはわざとテロメアが尽きるような進化をしたと言えます。その訳までは思いつきませんが。 オカルト的な質問が科学カテゴリにたまに出てきます。昨日の私と今日の私、その意識の主体に同一性があるかというようなものです。それを改めて考えさせられました。連続性を意識に求めるのは人間的な欲望(観念上の価値)でありそれを叶える義理は生物の歴史になかったのです。どんなに賢くても人は肉体的にヒトという生物なのでその歴史的限界の中に停滞しています。 医療がどういう形でヒトの健康や延命に携わっているかその正体が見えてきます。 このテーマに関して今の私には若い組織を再移植するような姑息な方法でしか収集つきません。テセウスの船やお祖父さんの古い斤。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 科学の話は聞いていると時々非現実としか思えないようなものまであって、すごく興味深いです。 このテーマでしばらく考えに耽ってみます。

その他の回答 (8)

回答No.9

>では細胞分裂が無限にできるとしたら無敵なんでしょうか? 人間や動物の細胞が無限に細胞分裂を起こす事があります。 そういう「無限に細胞分裂し続ける細胞」を、一般に「癌細胞」って言います。 「癌細胞」は、他の正常な細胞と置き換わりながら無限に増殖し続け、正常な働きをしない為、癌細胞に侵された臓器などは正常に機能しなくなってしまうので、生物は死に至ります。 細胞分裂が無限にできたとしても、細胞が正常に働いてくれないと意味がありません。

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質問者

お礼

やっぱり素人の単純な妄想じゃ不老不死なんて簡単に思い付くものじゃないですね。 変な質問をしてしまいすみませんでした。 ありがとうございます。

  • Water_5
  • ベストアンサー率17% (56/314)
回答No.7

細胞の機能の中にすでに修復機能はあります。 なので、これを人為的にやる必要はありません。 この機能を癌細胞に当てはめて、修復機能で これを正常細胞に修復できているかと言うと それは出来ていません。 修復機能が停止しているのが癌細胞なのです。 また、分裂の回数制限が無制限なのが癌細胞なのです。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 癌は人間の進化の過程で現れたと聞きましたが、詳しく知らなかったせいで変な質問をしてしまいました。もう少し詳しく勉強してきます。

  • larme001
  • ベストアンサー率44% (271/608)
回答No.6

具体的な話にはしませんが、そもそも細胞集団レベルでの細胞増殖ないし”老化”と個体レベルでのひとの寿命とか老化を同一の次元で議論することは簡単ではありません。つまり、この二つは関係に独立しているとは言いませんが、実のところどのように関連づけられているのかということに関しては専門家の中でも完全なコンセンサスがあるような話でもないんです。たとえば、ニュースになる(語弊があるかもしれませんが)ような有名な科学雑誌に「長寿の効果がある」というような化合物の作用を報告するとしたら、これは最低でもマウスレベルで投与した時に優位にコントロール郡に対して違いがあることが求められるでしょう。この作用機構として、細胞内代謝経路だったり細胞周期への影響だったりを議論することは可能ですが、あくまで上の結果があった上でこういうメカニズムが関係しているのでしょうというに過ぎません。ただ、長寿関係の話は様々な環境要因もあることからこういう研究であっても、そのあとで優位な違いはないといった反証論文がでてくることもあるのです。そういう意味では細胞集団レベルでの作用とその副作用は必ずしも現段階では明確な根拠をもって言えるものではない、逆に言えばなんでも”想像上”の話であればこぎついけることができてしまうということです。 少し雑な議論をするにしても、そもそも成人の体の中で細胞増殖し続けている細胞集団は1割程度にしか過ぎません。それ以外は必要な時に必要なだけ増殖したりするのであって通常は静止期というものにいます。例えば最もこれまでよく使われている抗がん剤が細胞周期を意図して止めているにもかかわらずすぐに死ぬわけではないのはそういうわけであって、逆に言えば増殖が早い髪の毛とかそういう細胞ほど抗がん剤の影響をもろに受けるのです。逆にいえば、がん細胞のそういう性質を利用して薬として使用していたといえるでしょう。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 科学雑誌も今度からよく読んで見たいと思います。 日々色々な進退が繰り返されているんですね。

  • Water_5
  • ベストアンサー率17% (56/314)
回答No.5

今、iPS細胞研究で細胞についての知見が少し出てきています。 しかし、それでも、人が不老不死になるかどうかについては ”わからない。”と言うのが現状です。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 不老不死になったらなったで世界中がめちゃくちゃになるでしょうね。 私はむしろ不老不死の殺し方を今考え中でして、それで一体不老不死はどういう原理で現れるのかなと思い付いて質問しました。まぁとらぬ狸の皮算用ですけど。

回答No.4

難しい聞き方しますね。 まず聞き方に問題があると思います。そう思いませんか。 分裂しても困らなければ分裂する、って何のために頑張るの?税収を維持するため?頑張らない方が他人にも地球にも日本にも優しいですよ。 長寿に関連しても長寿の要かどうか。 分裂されちゃ(結果的に)困るものの代表が(悪性)腫瘍ですよね。 それで寿命が決まるから大変だ大変だと日本中で騒いで金回していますが分裂しちゃうと結果的に機能障害を起こして死ぬような目になって死因はガンだガンが悪いんだよとなる次第です。 ネズミ算じゃないけど分裂し続けたら物事は爆発的な崩壊ですよ。崩壊しないのは数学だけです。 例えば量的なメリットがあるからと言って集団的な保険制度を強制実現しても会計段階で崩壊してたのが年金管理だし経営段階で破綻してたのが生命保険だし実質的メリットがないのが皆保険です。理論上のメリットが現実的崩壊の原因です。 むしろフルブレーキを踏み続けるから多細胞社会が成り立ちます。また縮小化をするのが社会保障にもなります。 細胞を人に例えて個体を国家になぞらえるのが分かりいいのでは。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 細胞を考えるだけじゃやっぱりなんともならないみたいですね。 もう少し色々な面から考えてみます。

  • alphaXXX
  • ベストアンサー率40% (108/264)
回答No.3

細胞が無限に分裂可能となると癌のリスクが高まりますね。 というか無限に増殖可能になった細胞が癌細胞ですしね。 無制限に細胞が増えて体の形が崩れてしまうと死んでしまいます。 人間の体は増殖速度の異なる細胞や増殖能力のない細胞,死んだ細胞の形骸を利用した組織(皮膚など)などが複雑に組み合わさり,精密に制御されています。全身のバランスを維持しつつ各細胞に増殖能力を持たせて適切に増殖を調節するのは相当困難な気がしますね。細胞1つ1つには思考能力はないので,細胞自体が増殖すべきかそうでないかを判断することはできません。ある細胞がうっかり増殖すべきでない時に増殖しだせば,その細胞から生まれた新しい細胞も次々と増殖しだして臓器とか組織が変形してしまったら人間にとっては致命的です。いくら細胞1つ1つは不死だったり無限増殖可能でも臓器が破壊されたり主要な血管が詰まったりして人間として活動できなくなれば食べ物を食べたり呼吸したりできなくなりますから死は免れません。不死なのに死ぬというのは矛盾した表現ですけど。 デメリットのない不老不死はロマンではありますが現実的には難しそうです。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 やっぱり細胞を弄った程度で不死身というのは難しそうですね。

回答No.2

加齢性白内障とか検索してみたらどうでしょう。キーワードを足しながら。 ヒトは不老不死にならない。ヒトニュータイプになるのが先。つまりヒトではない。というかたとえれば進化をどこからやり直せばいいのかみたく途方もない気がします。 こうなるとテロメア一点注目主義とは違って無数の課題があるでしょう。 皮膚の細胞の入れ替わりを停止して長生きの皮膚を大事に大事に修理しますか。 得意気に安かろう不味かろうと言うのはバカ日本人の合言葉。 髪のエダゲは? それこそ神経細胞は入れ替わりよりも修理などの保全機能によって生存を続けて、構築された記憶が壊されないようになっています。 テロメアでもアベノミでも一点注目主義の理論から役人的にその全体主義を実施すれば個体は機能不全・死亡です。単なる破壊行為です。

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質問者

お礼

少し勘違いしていたようです。 細胞分裂=老化だと思っていたのですが、交換せずにいたら老いるのは当たり前ですよね。 では逆に細胞が無限に分裂可能であると(分裂されちゃ困るものを除いて)人はどうなるのでしょうか? 不老不死という4文字を実現しようとするだけで現実的な弊害は勿論、あっちこっちに問題が起きるのでしょうが、一体どういう風に考えればその問題を思い浮かべれるのでしょうか?

回答No.1

>細胞分裂の停止ができたり、その他細胞の不死化ができたとして、考えうるデメリットはありますか? 怪我しても治らない。切り傷を負ったら、ずっと傷口が開いたまま塞がらない。 つまり「外的要因で肉体が損傷したら修復されない」って状態になる。 怪我などで「細胞が即死」した場合、死んだ細胞は生き返らないから、死んだ細胞の修復は出来ない。 >例えば記憶力が無くなるとか 脳の神経細胞は、生後、分裂増殖しません。分裂増殖しないからこそ「過去を記憶できる」のです。 全身を分裂増殖しないようにすれば、身体中の細胞を使って「記憶」をする事が出来るので、逆に、記憶力が増すと思います。 なお、心臓を構成する「心筋」も、細胞分裂しません。なので、心筋も、何らかの「記憶」を行っている可能性があります。 事実、心臓移植を受けた人が、心臓提供者の記憶を持っていたり、食べ物の好みが心臓提供者の好みに変わってしまった、と言う例が報告されています。

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質問者

お礼

確かに、どんなに修復できても即死していたり切り取られちゃ意味ないですよね。 では細胞分裂が無限にできるとしたら無敵なんでしょうか? 私は細胞分裂=老化だと思っていましたが、もしかして違うのでしょうか? だとしたら細胞分裂を停止してもデメリットしかなさそうです。 心臓に記憶という話は聞いた事ありましたが、まさかそういうメカニズムで記憶というものは存在していたのですね。オカルト話だと思っていましたが現実的なお話でしたか。

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