抗酸化能測定
食品成分について、DPPHラジカルの消去能を測定しています。吸光度でどれだけ消去するか評価するのです。ところが、ラジカルの消去は機構が1つではないのでしょうか、濃度と消去率をプロットしても次第に直線からずれてきます。文献など読みますと、ある条件で50%消去した濃度をもとめる、としたものが多くあるのですが、相対評価しかできません。私の未熟なせいか、再現性も悪いのです。そこで、標準物質を設定し検量線をひいて、また、サンプルの検量線(?)をひいて、比較してみたのですが、サンプルによって直線からずれてくる濃度が違います。
ここで、こういう考えに至ったのですが、正しいでしょうか?濃度のかなり薄いところつまり、ラジカル消去率の小さいところは、濃度と消去率の直線性が確認できるので、この部分の傾きの比率から標準とサンプルのラジカル消去能を比較できる。
従来50%消去能で比較していたため、おそらくデータも全部測りなおさないとならなくなるのですが、再現性や精度を考えるとこの方法しかないと思うのです。
DPPHにかぎらず、定量試験に携わっていらっしゃる方の意見をお聞かせください。
お礼
検索する年代が大きく間違っていたようでした。 第二次大戦付近の論文のリファレンスからたどっていったところ、 無事ゴールドシュミットらによる論文を見つけることができました。 ドイツ語だったので読むのが大変ですが、頑張ります。 アドバイスありがどうございました!