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性質を規定する実体は無いのでしょうか。
伊達宗行『極限の科学 低音・高圧・強磁場の物理』(講談社ブルーバックスB-1669、2010年) 137~139、146~148ページには、原理上あらゆる元素が高圧で金属化できる、とあります。(技術的に未だ無理な元素もあるそうですが。)また、『新過程 チャート式シリーズ 新化学 I 』(数研出版、2004年) 33ページには、不活性ガスであるキセノンの化合物がある、とあります。この実体があれば必ず、この化学的性質(例えば非金属性・不活性性)がある、という実体は無いのでしょうか。
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- ORUKA1951
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- doc_somday
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- ORUKA1951
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回答No.1
お礼
懇切ご丁寧な、哲学にも深く分け入った御回答を誠に有難う御座いました。たいへん勉強になりました。
補足
>「金属性を示す原子集団とは別に金属性のもとになる実体が存在するのではないか」ということを言っておられるのですから。 お言葉を返すようですが、これは誤解なさった様に愚考いたします。(回答No.1への補足質問を御覧下さいませ。) 外的条件が変わっても不変の金属性や不変の不活性性の実体となっている原子群や電子群があるか否かを知りたく存じますのですが・・・。もともと金属である元素は、高圧下で全元素が金属化するのと反対に、液化、気化しても金属であり続けるのでしょうか。また、何故キセノンは化合物があり得るのでしょうか。 繰り返しになりますが、この実体があれば無条件に、この性質がある、という実体はあるのでしょうか。