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毒性とは
毒性とは 高校の化学の教科書中の、「毒性がある化合物」のページで 硫化水素やオゾンなどは「有毒」とありますが、硫酸や硝酸は毒性があるとは書いてありません。 硫酸や硝酸は、金属をも溶かす強酸ですよね?なのにどうして「有毒」ではないのですか? 腐食性がある、というのは「化合物の毒性」には分類されないのですか。 気体を吸うと生物に影響を及ぼすのが「有毒」?
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物質は、全て毒性がある、というのが毒性学の立場です。 たとえば薬は、取り過ぎると毒性かでます。あるビタミンでさえ、大量に投与すると、マウスは死亡します。これは、薬学では、基本的な知識の一つです。 >硫酸や硝酸は毒性があるとは書いてありません 質問者のように、化学を学べは、「危なそう」と自然に身につくからです。また、これに接触する機会は、化学の実験するときくらいです。日常では、お目にかかることはかないと想います。 >硫化水素やオゾンなどは「有毒」とありますが、 空気中に存在し、呼吸すれば微量といえ体内にはいります。硫酸、硝酸とちがって、避けられません。硫化水素は、温泉にいけばタップリ吸えます。オゾンは、夏の海岸などでは高くなる、など日常でもゼロにはならないので、注意を喚起するためです。 オゾンの毒性は、逆にみれば、水道水の殺菌に利用できます。そうすると、おいしい水道水にすることも可能です。 化学は、日常生活と関連させて考えると楽しいと思います。
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- TEOS
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毒性の解釈が違うと思います。 少なくても硫酸は劇物ですので、試薬ビンには必ず記載が有るはず。 また、メタノールも劇物です。 飲んだり、高濃度ガスを吸引したら、失明の可能性が大きい。 35%塩酸を湿度の高い日にビン蓋を開いたら、白煙が出ます。吸引したら 息が詰まります。 苛性ソーダ粒を水で溶解していて、ビーカーの真上に顔を出すと、ガスが発生していてムセます。 皮膚に付いたら薬傷して、皮膚が溶けるよ。 青酸カリも飲んだり、青酸ガスを吸い込んだら、死亡します。 ドライアイスが満タンに入った、冷凍庫に、奥深く顔を入れたら、窒息します。 教科書に記載してあるのは、毒性の有る化合物の一例だと思います。 よく勉強して下さい。 自分の使う薬品のMSDS(理解できる??)を見て、薬品の危険性は頭に入れて下さい。 シンナー吸引に使われる、トルエン、メタノールは、脳に障害が出る、毒性が有ります。 コメント要るようでした、また返事ください。 答えます。 図書館に、毒劇物の取り扱い、分類方法みたいな本が有れば、その化合物の毒性はわかる筈です。 教科書の疑問は、先生にぶつけてみて下さい。 なんて答えてくれるだろうね????
お礼
教科書には、有毒の化合物として硫化水素や黄リンが一例であげられてました。 硫化水素は弱酸性なのに、有毒なんですね。 ん……なんかここらでひっかかる…… 強酸や強塩基(硫酸、硝酸、水酸化ナトリウムなど)の性質の説明では、 「強い腐食性がある」であり、 「有毒」という言葉を用いてなかったので疑問に思いました。 触ったらどれも酷く皮膚を冒す化合物ばかりなのに…有毒とは教科書に書いてないのはこれ如何に?です。 「酸や塩基が強い」ことは「毒性」とは言わない…ということ、なんですかね?(細かい質問ですみません) 有機化学は構造式をいじるのが面白いので好きだけど、無機化学は丸暗記でつまらないと感じてたんですが… 毒性を調べてると自然と勉強がはかどりそうな気がします!(笑) MSDSってのも初めて知りました。 まだまだ勉強が足りませんが、化学は好きなのでもっと頑張りたいです。
お礼
なるほど。なんでも過剰だと毒になりえますもんね。 ありがとうございました!