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学問のすすめ
学問のすすめの人の上に人をつくらずの一節は、生まれたときは人は同じだが、その後の勉学によって上と下に分かれるという解釈でいいんですか?
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端的に言えばそうです。 ただ、もうちょっと詳しく言うと、(私の脚色も少し加えました)、 「『天は人の上に人を造らず』と世間では言われることがあるが、実際はどうだろう。『実際にはそうではない』。 賢い人もいれば愚かな人もいる。貧しい人がいれば富む人もいる。そんな差が生じるのはなぜだろう。 それは知識が有るか無いかの差だ。知識があれば難しい仕事ができる。無ければ簡単な仕事しかできない。難しい仕事が人に富貴を与える。 天は人に対して富貴を与えるのではなく、その働きに富貴を与えるのである。 ならば、その働きができるような知識を得るべく、学問をすべきなのだ。 学問を勤めて物事をよく知る者は、貴人となり富人となり、無学なる者は、貧人となり、下人となる。」 という感じなんですね。まあ本に書いてあることそのまんまなんですが。 面白いのでこの本を購入して読んでみるといいですよ。 学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) [新書] http://www.amazon.co.jp/dp/4480064702
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- ninoue
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概略は質問の中や回答で書かれている通りで良いと思います。 青空文庫で内容が紹介されていますので参照下さい。 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person296.html#sakuhin_list_1 http://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html 学問のすすめ 福沢諭吉
いいんじゃないですか。 解釈は、あなたの自由です。 それが、読書を楽しむということです。 ちなみに、ぼくの解釈は、若干違います。 生まれた時から、人は、違います。 そりゃ、そうですよね。 体格も、才能も、違います。 だが、勉強すれば、下から上に行ける。 たとえば、貧乏に生まれた人も、お金持ちになれる。 一方で、お金持ちに生まれたがために、将来苦労する。 結果的に、どっちかわからない。 貧乏に生まれたのが、下とも言い切れない。 それが、きっかけで、お金持ちになったのだから。 もちろん、生まれた時から、教育を受けまくって、 ずっとお金持ちって人も、います。 どう生まれてこようが、結果は、わからない。 上か、下かは、わからない。 でも、学んだ人が豊かな人生を送れるのは、たしかだ。 そんな意味なんじゃないかと、思います。
- TANUHACHI
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追記。日本国憲法13条では「何人といえども個人として尊重される」。23条では「学問の自由に対する保証」。そして26条では「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」として基礎教育後の専門教育の選択は個人に委ねられています。 「法の下の平等」とは日本国民が須く平等に扱われ、その権利を侵害されることを認めてはいません。個人の選択はあくまでも尊重され、小中学校での基礎教育課程および中等教育課程の修了までは全員が全てその恩恵を享受することを保証していますが、それ以後は個人の選択となります。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
そうですね、♯2の方が簡潔に語られているとおりです。 福沢は、基礎教育課程は全国民に施し、その後の選択は個人に委ねられるとしております。そのため福沢は私塾を設立しました。それが慶應義塾大学です。
- papabeatles
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福沢諭吉はそのように言っております。
- maiko0318
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いいえ、生まれてから死ぬまで人は同じです。 日本国憲法にも法の下の平等が定義されています。