日本の近代詩を 3編 どれも 国語の教科書に載る様な 有名なもので 申し訳ない。
それぞれ 別の理由で 美しいと思います。
春 安西冬衛
てふてふが一匹 韃靼海峡を渡って行った
風景
純銀もざいく
山村暮鳥
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな
はじめてのものに 立原道造
ささやかな地異は そのかたみに
灰を降らした この村に ひとしきり
灰はかなしい追憶のやうに 音立てて
樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた
その夜 月は明かつたが 私はひとと
窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた)
部屋の隅々に 峡谷のやうに 光と
よくひびく笑ひ声が溢れてゐた
——人の心を知ることは……人の心とは……
私は そのひとが蛾を追ふ手つきを あれは蛾を
把へようとするのだらうか 何かいぶかしかつた
いかな日にみねに灰の煙の立ち初めたか
火の山の物語と……また幾夜さかは 果して夢に
その夜習つたエリーザベトの物語を織つた
お礼
ありがとうございます! そういえば、 昔教科書かなにかで読んだ記憶があります。 すっかり忘れていました。 これも綺麗な詩ですね。 「の部分がうろおぼえ」ということは、 他の部分は覚えていらっしゃるんですね、 すごいです!
補足
お礼が順番じゃなくて、ごめんなさい。