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教室の後方のドアに鍵がかかっているのはなぜですか?
研修会場の教室の後方のドアにかぎが掛けてありました。教師はこれには理由があるというのですが自分がこども時代にはなかったのでとても違和感を感じます。 理由を知りたいです。どなたかぜひとも教えてください。できれば教育関係の方のご意見が聞いてみたいです。よろしくお願いいたします。
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僕がまだ学生時代だった頃の話です。専門科目のとある教員は教室の後ろ側のドアを始業と共に閉じさせました(職員に指示して)。当然、遅れてきた学生は前側の扉から入らざるを得ません。専門科目の講義に遅れてくるということはそれだけ、自身の立場を弁えていないとの解釈になります。それほど真剣に学問することを軽視し、どうせ単位はくれるのだから、少し遅れてもイイじゃんなどと甘えた気持ちになります。 あれから30年余りの月日が過ぎ、僕も今では当時の教員と同じ立場にあります。当然後ろのドアは閉鎖させます。その上で講義の中盤で出席カードを配り、終業時に学生証をセンサーにタッチさせて勤怠管理システムと連動させ、出席状況を最終的にチェックします。もちろん毎時のレポート提出と連動させる形です。学生にとってはじつにイヤらしい教員かもしれませんが、学生の実態からしてそうせざるを得ません。代返やカードの代筆などは以前からあった話で、それとデジタルシステムを連動させる形でより精確な判断材料とせざるを得ない。 研修会場ならば、社員は受付30分前に集合しているのは当たり前、そして研修終了まではよほどの緊急事態でない限り認められもしません。その緊急事態とは突発的な病変に見舞われたなどの例外的措置です。一刻を争わねばならないほどの事態が大量に発生するなどのことも集団食中毒などを除いては考えにくい。 もっと端的にいいますとね、研修の意味を理解しているなら、途中退席などはありえません。それは社命で行われているのであり勤務時間に含まれる。それを無視して途中退席するならば、それは業務放棄と同様の扱いを受けます。 入場時には定刻通りに研修を開始するため、後ろ側のドアも開けてありますが、定刻過ぎて遅刻状態で駆け込んでくることはやはりそれも勤怠に問題ありとの判断につながります。もちろん交通機関のトラブルやアクシデント等の場合にはそれなりの連絡をすることも大前提です。それすら実行しないならば社会人としての資質に疑いを持たれても不自然ではありません。 もし質問者様が教育関係者であるなら、先ずは自身が生徒学童に見本を示すことの意味も理解されているでしょう。生徒には遅刻するなといっても教員が遅刻していては話にもなりません。そうした意識の確認もあります。
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- hirama_24
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こっそり研修会場に入ってきたり出て行ったりしないようにです
お礼
ご回答ありがとうございます。自分が当たり前のように思っていたことが今は変わっているんですね。当然なんて言葉は現代には存在しないと思っていてよいのかもと思いました。
お礼
非常に具体的な解説をいただき、よくわかりました。これまで人を疑うのは良くないという考えがぬぐえませんでした。しかし、生徒や受講者としての意識を問う意味があると考えることのほうが今の時代は賢明なのだと思えるようになりました。こどもも学童も青年も大人や親すらも、一昔の像には当てはまらないのが現実の姿だと思います。それに伴って変わるものがあるのは当然のことかもしれません。勉強になりました。ありがとうございました。