人を脅して傷害行為を行わせた場合について

質問

タイトルの様な体験はないのですが、ふと疑問に思ったので…。

以前某アニメで、首謀者の男が男Aを脅して男Bにケガをさせるというシーンが放映されていました。 そこでふと思ったのですが、「人を脅して他人を傷害させる行為」は傷害罪に該当するのですか? それともまた別の罪に問われるのでしょうか?
類例として、「ヤクザに依頼して人を傷害する行為」は傷害罪になるそうです(by google)。
上記類例とは力関係が逆転しているので、私個人としては別の罪状になるような気もするのですがどうなんでしょうか?
害悪の提示があった場合、なかった場合、出来れば両方教えて頂けると嬉しいです。
長文失礼いたしました。

回答No.2

hekiyu · ベストアンサー

「人を脅して他人を傷害させる行為」
　　　　↑
甲が乙を脅して、乙に丙を殴らせ、丙を負傷させた
ということですね？

甲は乙に対しての脅迫罪が成立します。
更に、丙への傷害に対する教唆が成立します。

害悪の告知が無ければ、傷害の教唆だけです。

”今Wikiを見てみると上記行為は!態度でもよい」とありましたので、
首謀者男が「Bにケガをさせなければお前を殺す」など
口頭での告知でなくてもその態度さえ見せれば脅迫罪(強要罪?)
の適応になるという意味でいいんでしょうか。”
　　　　↑
四囲の状況から判断して、害悪の告知と
思われれば、脅迫罪になります。
だから態度だけでそれが判るような状態
であれば、脅迫罪が成立します。

尚、強要罪というのは一般法的性格を持つ
犯罪ですので、他の犯罪が成立するときは
成立しません。

お礼

ありがとうございます。
ほんの素朴な疑問でしたが、詳しく教えていただけて助かりました。

回答No.1

jg5dzx

はじめまして。

設問の場合、首謀者の男は、(1)男Ａに対する脅迫罪と、(2)男Ｂに対する傷害罪で、男Ａの共謀共同正犯になると思います。

ヤクザの方については、脅迫罪が無くなって、ヤクザの傷害罪の共謀共同正犯（教唆犯）ですね。

「害悪の提示」と言うのがどう言う意味かわかりませんが、怪我をさせるよう脅した（依頼した）時点で、傷害の共犯は免れないと考えます。

お礼

早速のご解答ありがとうございます。 説明が下手ですみません。

「害悪の提示」は脅迫罪や強要罪の条文にある「人(親族含む)の生命・財産・身体・名誉、または自由に害を与える旨を告知」という意味で使いました。 Wiki等の表記がどうだったか確認せずに書いてしまったので、わかりにくい文になってしまいました。
今Wikiを見てみると上記行為は!態度でもよい」とありましたので、首謀者男が「Bにケガをさせなければお前を殺す」など口頭での告知でなくてもその態度さえ見せれば脅迫罪(強要罪?)の適応になるという意味でいいんでしょうか。