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疎水コロイドについて
疎水コロイドはなぜ水和している水分子の数が少ないのでしょうか? 疎水コロイド自体の電荷が小さいからでしょうか?
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>帯電したO原子やH原子が電磁相互作用等によって他の物質と引き合っていることということでしょうか? 帯電とは言いません。 水分子は、酸素原子のsp³混成軌道のうち二つに水素のプロトンがあり、残りは孤立電子対です。そのため大きな電荷の偏りがあり、しかもそれぞれが2個ずつで同じですから、立体的に極めて整列しやすい。 もし、イオンのように電荷をもつ粒子があると、それと反対の電荷に偏っている分部が周囲を取り囲みます。正電荷のNa⁺イオンがあれば、水分子の孤立電子対がそれに向かってクーロン力で取り囲む。 疎水コロイドの場合は、水分子どおしの結合にはじき出される形での粒子です。とても中の良い子供の集団に場違いな誰かがいれば、結果的に彼らは集団を作ってしまう。--外見上はそれらドオシに引力が働いているために疎水結合と呼ばれる現象です。お吸い物に浮かんだ油滴はあたかもひきつけあっているようですが、そうではなく水どおしが強く結びつくためにはじき出されて油滴になっている。通常はより水/油の界面を減らすように===表面張力で集団を作るのですが、同じ電荷を持っていると近づくことが出来ません。それがコロイドになります。 親水コロイドと疎水コロイドの差は以上です。疎水コロイドは電解質が加わると沈殿しやすいのは電荷を中和されるからです。溶媒が導体になってショートさせる。 親水コロイドはしっかりと水が取り囲んでいる(加えられた電解質も)ため、電解質の投入では沈殿しにくい。
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- ORUKA1951
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>親水基や疎水基といった概念も同じようなむ考え方による、と理解しましたが問題ないでしょうか? そうです。 あなたが別に質問されている ⇒分子間力について - 化学 - 教えて!goo( http://okwave.jp/qa/q8097726.html ) も同じです。統一的に見ることが出来ると化学の世界がずっと理解しやすくなるでしょう。
お礼
よくわかりました。助かります。 あと、水和する水分子の数が少ないのにもかかわらず 反対符号のイオンなら強く吸着するのは、吸着するイオンの電荷の方が大きいからでしょうか? 何度もすみません。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
水和しないから疎水コロイドなのですが???? 溶媒である水分子の特徴から、水和と言う現象がなぜ起きるかは学習済みですよね。 コロイドの電荷は、互いを分離したままに保つ働きをしています。
お礼
ありがとうございます。 水和が起こる理由というのは 帯電したO原子やH原子が電磁相互作用等によって他の物質と引き合っていることということでしょうか? 疑問はなぜこのような作用が起こりにくいものと起こりやすいものが存在するのかということです。 すみません、あと、最後の一行は コロイドが正か負の電荷を持っていて お互いに反発していることでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 どうやら本来の水和要因以外のものを 妄想してしまっていたようです。 2段落目の内容はとても参考になりました。 "帯電したO原子やH原子"というのは 私の参考にした書籍の1つにありました。 電荷のかたよりのこととは思いますが。。。 電荷のかたよりを持つ水分子と引き合うべき 電荷を持つ物質のその電荷の有無や大小によって 親水コロイドと疎水コロイドの差が生じ 親水基や疎水基といった概念も同じようなむ考え方による、と理解しましたが問題ないでしょうか?