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コロイド溶液の凝析と塩析
沈殿をさせる、凝析と塩析、参考書には コロイド溶液に多量の電解質を加えると凝析、少量で沈殿すると塩析と なっています。 他の参考書を見ると電解質を加えることは凝析となっていますが 大きな違いは何なんでしょうか? そもそも 塩水コロイドは、でんぷん質などが混ざった液体、 疎水コロイドは、墨汁のイメージなのですが、あっていますか? コロイド、電解質を加えた時のことについて、ご教授ください。 どうぞよろしくお願いします。
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加える電解質の量です。お調べになったことは逆ですが。 少量であれば凝析、多量であれば塩析。 で、塩水コロイドというのは聞いたことありません。 疎水コロイドというのはコロイドの粒子が水分子をあまり引き連れておらず、凝析しやすいコロイドです。 これに対して、コロイド粒子が水分子をたくさん引き連れた親水コロイドというのがあり、これは凝析しにくいです。 こういう親水コロイドを沈殿させるにはコロイドの粒子の周りにある水分子をほかの粒子にとりつかせる必要があります。 そのために多量の電解質を必要とするのです。 なお、墨汁は疎水コロイドである炭の微粉末と水の分散系に、親水コロイドであるにかわを加えたもので、膠のおかげで炭素コロイドが沈殿しにくくなっています。 こういう働きをする親水コロイドのことは保護コロイドと言います。
お礼
おっちょこちょいにも程がありますね、 質問もきちんと確認せずにすみません、 ありがとうございました。