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レバ則?
漢文の句法?に「レバ則」というのがあると聞いたんですが、どういう句法のことなんでしょうか?
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「すなわち」と訓ずる漢字には、 「則」・「即」・「乃」などがあります。 「即ち」は、間をおかずすぐ続いてする(即座に) ※先即制人=先んずれば即ち人を制す ※色即是空(色がそのまま空である) これとは逆に 「乃ち」は、間をおいて、一休みしてつづける場合に用います。 ※引酒将飲之 乃左手持杯 右手画蛇 飲もうとして、それから左手に杯を持って・・・ さて、「則ち」は、 「AならばBだ」というつながりを表すので、 その働きを「即」や「乃」と区別しておぼえやすいように、 「レバ則」と呼ばれるようになりました。 昔の人の工夫ですね。 「瓜(うり)にツメあり、爪(つめ)にツメなし」や、 「巳(み)は上に、己(おのれ)己(つちのと)下につき・・・」 などと同じ学習テクニックですね。
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- Melone
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回答No.2
「則」にかかる漢字の送りがなが 「レバ」になるということだと思います。 参考サイトに「下れば則ち~、上れば則ち~。」という文の解説があります。
お礼
なるほど…分かりました 素早い回答ありがとうございます