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PLの法人税等の内訳とは?
- PLの法人税等の内訳について税務上の意味を教えてください。
- 法人税の概念や税引前当期純利益に含まれる法人税等について教えてください。
- 納税充当金がなぜ法人税等の内に含まれるのか疑問です。納税充当金とPL科目の関係について教えてください。
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『PLの下端の方、税引前当期純利益の下に法人税等、と入っていて例えばそれが30万円だった場合、 法人税の世界で言うと、それは損金経理されている30万ということですかね?つまり4表加算する金額ということでしょうか?』 ←そうです。 『またこの30万の中には納税充当金が含まれる場合もある、と聞きましたが、なぜ納税充当金がこの中に含まれるのでしょうか?』 ← ご質問の『法人税等』には、中間分と期末分の合計額が表示されます。 中間分支払時 (借) 法人税等 150000円 / (貸) 現金預金 150000円 期末分見積り計上 (借) 法人税等 150000円 / (貸) 納税充当金 150000円 と仕訳されるわけです。 この場合、P/Lの『法人税等』は300000円となり、この中には『納税充当金が 150000円含まれ る。』 ことになります。 『納税充当金はBS科目みたいなもので、PLと関係ないかな?と思ったのですが… 納税充当金繰入額だとPL科目ですかね?ちょっとまだピンときません…』 ← 正解です。『納税充当金』はB/S科目で、『納税充当金繰入』はP/L科目です。 ちなみに、『納税充当金』は『未払法人税等』と同じ意味です。 要は、期末に (借)法人税等 150000円 (貸)納税充当金(未払法人税等) 150000円 と仕訳をするわけですが、それは、 (借)納税充当金繰入150000円 (貸) 納税充当金(未払法人税等) 150000円 と同じ意味だという事です。
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- marinke
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PL計算の時税引前当期利益が出ます。その下に法人税等充当額がきて当期利益となります。この利益がBSの貸方の資本の部の剰余金の下に記載してBSの出来上がりなのです。
- minosennin
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設例 当期の法人税等30万円、内中間納付税額15万円(法人税10万円、住民税2万円、事業税3万円)、期末未払法人税等15万円 会計処理 中間納付時の仕訳 法人税、住民税及び事業税 150,000 / 現金預金 150,000 期末の仕訳 法人税、住民税及び事業税 150,000 / 未払法人税等 150,000 法人税申告書別表4の加算 損金経理をした法人税 100,000 損金経理をした道府県民税(利子割額を除く。)及び市町村民税 20,000 損金経理をした納税充当金 150,000 この別表4では以上のように加算します。しかし、中間納付事業税については加算不要です。 事業税は、原則として翌事業年度の損金とされます。しかし、中間納付分については、納付年度の損金とされるので、上記のとおり別表4において加算の必要はありません。事業税の翌期納付分は、損金経理をした納税充当金 150,000に含まれて一旦加算されますが、翌期の申告書では「納税充当金から支出した事業税等の金額」欄で減算されます。 なお、復興特別法人税、源泉徴収所得税については説明を省略しています。
お礼
なるほど!ご丁寧な解説、ありがとうございます!
お礼
なるほど、分かりやすかったです!ありがとうございます!