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法人税について
確定申告の別表五(二)の当期中の納付税額の「充当金とりくずしによる納付」「損金経理による納付」とはどういう意味ですか?また期首現在未納税額とは未払法人税の額のことですか? また前年まで法人税は未払法人税、本年度確定法人税、の科目で処理していましたが、未払法人税の科目を今年度から無くそうと思うのです。でも、そうすると、前年度の法人税は払ってないという事になってしまうのでしょうか?多分そうはならないとは思うのですが、どういう伝票をおこせば、未払法人税が、なくせるのか、よくわかりません。 未払法人税の科目を無くそうとしているのは、昨年はじめて確定申告した際、記入の仕方をみていただいた、税務署の方のアドバイスがあったからです。昨年のことで、よく覚えてないのですが、経理初心者の私には、その方が(未納法人税の科目使わない方が)楽だから~そういうアドバイスがあったのだと思います。 前々年度までは会計事務所に確定申告していただいていましたが、昨年から始めて自力で申告をした超初心者です。 質問事体がうまく表現できませんでしたが、どうか、よろしくお願いいたします。
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3月決算だと仮定して説明します。 16年4/1~17年3/31までの期を16期、 17年4/1~17年3/31までの期を17期とします。(仮定です) 16期の分の税額は、17年4/1から5/31までの間に決定(決算)され納税されます。 つまり、実際の納税は、17期の中で行われます。 それで、17期の決算で、4/1(期首)の時点で、16期の分の税額が残っていることになります。 これが、(1)期首現在未納税額です。と同時に、17期で支払われるので(3)(4)(5)の当期中の納付税額にも書かれることになります。 同様に、17期の税額は、(2)当期発生税額、(6)期末現在未納税額となります。(他の欄が斜線になってるので記入されないことが分かると思います) これは、表にあるとおり、道府県民税、市町民税、事業税など全てに当てはまります。 以上は、別表5-2の説明です。 経理の科目の件ですが、私は、全て「公租公課」で処理してるので、ご質問のような科目は、発生しません。 わざわざ、16期の決算に「未払い税」を追加して、書き換る事はなく、17期で支払うときに、計上するだけでいいと思います。 さて、最初の質問の「充当金とりくずしによる納付」「損金経理による納付」ですが、これは、納税準備金を使うかどうかだと思います。 現金・預金等で経費処理する、私の科目処理だと、後者になります。 その場合、別表四の、2.3.4の損金の額に算入した~に記入することになります。 あまり、引当金、準備金については詳しくないので、最初の質問に対する解釈には、自信がありません。 ただ、実務の所は、15年以上してますし、そのことで税務署で指導を受けたことはありません。 私も、独学で、経理・確定申告してます。わからないことがあれば、税務署で親切に指導してくれます。 お互い、がんばりましょう。
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- siba3621
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「充当金とりくずしによる納付」とは 未払法人税等(貸借対照表・流動負債)から支払われる場合をいいます。 未払法人税/現金預金 ○○○ 「損金経理による納付」とは 法人税等(損益計算書・費用)として支払われる場合をいいます。 法人税等/現金預金 ○○○ または租税公課/現金預金
お礼
的確なご返答ありがとうございます。 伝票の書き方わかりました。 また、「充当金~」の場合、「損金経理~」の場合とご丁寧な説明ですっきりと頭に入りました。 今回の件では貴重な勉強させていただき心から御礼申し上げます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 別表5(2)の記入、分かりました。別表4まで触れていただき、そちらも記入できそうです。 やはり未払税の科目は初心者の私には難解です。うまく処理できそうです。 独学で15年とは素晴らしいですね。私も頑張ろうとファイトがわいてきました。 分かりにくい質問に、丁寧にご返答いただき、心から感謝いたします。