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「犀の角のように、独一人、歩め」
こんばんは。 仏教についても造詣が深いご回答者の皆様に、またご教示頂きたく。 「犀の角のように、独一人、歩め」と言いながら、 「とらわれるのは、愚である」と説く。 そのこころは?
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少し追記です。 "厳しい"というのは、私の個人的な感想ということにとどめておいてください。 "聖者の生き方"については、例えば、「○◯という長老は、長い間、忍堪を説く聖者であった」とか、「人や神々の見解は◯◯であるが、聖者たちの見解は△△である」といったような記述が原始仏典にあることに即して述べたものです。
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- 日比野 暉彦(@bragelonne)
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▲ (スッタニパータ <3、犀(さい)の角>) ~~~ http://homepage3.nifty.com/hosai/dammapada-01/suttanipata-all-text.htm 37 朋友・親友に憐れみをかけ、心がほだされると、おのが利を失う。親しみにはこの恐れのあることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め。 ~~~~~~~~~~~~~~~ ☆ ここなどは わらっちゃいました。《おのが利を失う》のところです。 いや この《利》というのは もっととうとい何かの宝のことだとか何だとかと えらい先生方は ご説明なさるのでしょうが ★ 「とらわれるのは、愚である」と説〔き〕 ☆ ながら 宝にこだわりおのが利に囚われている。と見られます。 そうではないでしょうか? くりなるさん。(こちらでも こんにちは)。
お礼
bragelonneさん、こんばんは。早速のご回答ありがとう御座います。 >「そうではないでしょうか? くりなるさん。(こちらでも こんにちは)。」 仰る通りです。 このような理について、即座にご返答下される御仁が居るとは、やはり世の中、広いですね。
私の聴いたところでは、犀の角というのは、糊で固めた筆のように、細い繊維の束の構造をしているそうです。その有様が、真理の有様に似ている事からの、比喩ということで、一本一本独立していながらも、孤独を超えた境地にある堅固な修行僧の有様を謳ったものと考えられます。
お礼
raintalk様、ご回答ありがとう御座います。 「犀の角」についてのご解説を頂きました。 しかし、「とらわれるのは愚である」については、どうでしょうか?
- 雪中庵(@psytex)
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宇宙は「ひとり」だから。
お礼
psytex様、ご回答ありがとう御座います。
補足
「ひとり」なら、何故わざわざ「独(り)歩め」などと言ったのでしょう
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お礼
raintalk様、私の疑問にお付き合い下さり、ありがとうございます。 >「"厳しい"というのは、私の個人的な感想ということにとどめておいてください。」 なるほど。 >「"聖者の生き方"については、例えば、「○◯という長老は、長い間、忍堪を説く聖者であった」とか、「人や神々の見解は◯◯であるが、聖者たちの見解は△△である」といったような記述が原始仏典にあることに即して述べたものです。」 なるほど。 そうですね、私の感想を申しあげるとすれば「「あるがままに見る」が出来れば、(長い間、忍堪を説く)「聖者」(の見解)足り得る」。どうでしょうか