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通常就職VSその他特殊就職・自営業

大卒社会人です。 最近感じたことを書きます。 周囲には一旦は新卒で勤める人間が多いのですが、 現年齢ではサラリーマンとその他の比率は半々ぐらいです。 前者は通常のサラリーマンだと言う感じ。 後者はベンチャー起業家とも言えるし、でもどっちか言うと自営業に近いですね。 小さな貿易会社をやったり、PGを辞めて個人でアプリ開発をやったりとかですね。 家族や友達と組んで仕事を始めてる。 あるいは企業内専門家など。3大資格取得者や医師、公務員もいますけれど、 どっちか言うとTOEIC高得点や中国語、通関関係資格、経験などを生かして企業内で専門職的な資格に就いている。 会社員ではありますけれど、意識や待遇は「傭兵」みたいな感じですね。 それが倫理的に良いとは言いませんけど月の半数以上を主婦や旅行者しながら、週3ぐらいでバイトで悠々自適に働いてる医師や薬剤師はけっこう多いですよね。 待遇はサラリーマンでもどっちか言うとそういう感じの人ですね。 見ていると給与は後者の方が高いし、税制上も精神性もずっと後者の方が良いと思います。 確かに昭和期なら経営者は破産等が難しく、リスクもあり、サラリーマンは会社がリスクを持ってくれる分、待遇は経営者より悪い、と言うものだったと思います。 しかし今はサラリーマンにも経営者並みの意識やリスクが求められ、その割に待遇が高いとは言えません。 昭和期が「労働者だった」とすれば近年のサラリーマンは「奴隷」的な感じがします。 (前職批判とかではないです。ただ全般として感じる部分で。あしからず。) 仮に高学歴だからと言う理由でも大企業に行くのが本当に良いことなのか? 有名と言うだけで大学を選ぶべきなのか? ちょっと疑問に感じたりしてます。 僕個人としての完璧な答えは持ってないのですけれど、皆さんはどう思われますか? どうも世の中は「有名大学に行くべき」「大企業をメインとした就職をすべき」論に寄ってる気がするんですね。 僕ぐらいの年齢では、(例えば女性なら)短大を出て看護士や幼稚園教諭になったり、療法士になる人が18歳時の偏差値で10以上も高くて努力して有名大に進んでる同級生より金銭的にも精神的にも有利になってる気がします。 また 友人や家族のコネ、世襲的なところから仕事をしている者(決して大企業ではない)の方が待遇や給料がいい。 安い給料でも融通が利くので精神衛生は良さそうです。 僕自身、今の環境を恵まれてるかも、と思う一方で(運がいいとか、頭がいい、とか言われるかもしれないんですけど、実際そういう事も無いし出来ない事も多いんです)、専門性を持てない大多数のビジネスマンはキツイと感じています。(欧米やアジアの場合はバックオフィスワークと専門職は完璧に別れていて、多数派の前者は給与は安いものの超過労働や経営上のリスクを求められたりはしないと聞きます) コレは別によくある大企業批判ではないです。 ただ漠然と家庭や親にあるような有名大学病、大企業病へのようなものへの不思議を思っただけです。 もちろん僕の友人の半数が大企業を中心としたところでサラリーマンとして働いています。 しかし、決してそれ以外の人よりも待遇面や精神衛生上で恵まれているようには見えない。 楽勝な仕事なんかない。 なのに、世の中の若者は猛然と進んでそこを目指そうとしている。 って変じゃないですか、と。 なんて言えばいいんですかね・・・安易に学生起業せよ、と言うわけじゃなく。 例えば親が農家だから農家に。親戚のコネでJAへ。 先輩や友人がブランド買取の会社をやって成功してるなら混ぜてもらう・・・など。 貿易会社に数年勤めて起業、営業コンサルの使いっぱをやりつつ、30歳ぐらいで独立、とか。 現実、そっちの方が自分らしく働けるし、稼げるよね、と。 脱サラせよ、ってわけじゃないんですけど。 僕は実際に有形無形でいろいろと学べることが多いのでとりあえず大学に行け、いったん就職しろ、って思いはするんですけど、「それが叶わなければ終わりだ、損だ」的な世の流れが不思議なんですよね。 叶わなくてもぜんぜん成功できるし幸せになれる。先例も腐るほどある。 これは経験則でも思うんですけど、有名大、有名企業の恩恵?を感じるのはほんの一瞬だし若者も親も何でそこに固執しちゃうんだろう、と。 僕もそういうのに固執しちゃってた気がするんで人のこと言えないんですけど。 (会社が一生懸命にずっと自分を守ってくれるって前提がなきゃ)独立した方が絶対に得ですよね。 20歳ぐらいの時は大組織に所属しないのは「特殊な生き方」だと感じてたんですけど。 精神的つながりや待遇では、明らかに個人や小組織の方が優れてるんですよ。 って感じてるんですけど、どうなんでしょう、と。 僕の考えはユダヤ、華僑的なんですかね。 ただ普通のサラリーマンが大した給料でもないのに、倒産やリストラや病気になるリスクを抱えながら休みもすくなくヘロヘロになるまでまでこき使われちゃうのは可哀相だと思うんですよね。 皆さんはどう感じてるんですかね? 僕は自分の専門性と腕一本で生きることは金銭的なリスクもむしろ減るし、精神衛生上もむちゃくちゃラクです。労働時間は増えますけれど(いくらでも減らせられると分かってるので)まったく苦では無いです。 個人的には超オススメなんですけど。 「失敗したときのリスク」についても真面目に考えてみたらサラリーマン自体も決して安いわけじゃないな、と感じるのです。

みんなの回答

noname#246720
noname#246720
回答No.2

結局のところ、その人がそれで良ければという感じじゃないでしょうか。 世の中や親が進めたがる進路というのも、「そうしたほうが、そうしないよりも失敗する確率が低いと思われる」ものを提示しているのであって、確かにサラリーマンだって一生安泰と言える時代ではないですが、それでもまだ、自分で起業するほうがリスク大だと思います。 質問者さんは察するところ独立した方なのかと思いますが (この辺り、はっきり書かれていなかったので推測ではありますが) それがご自身に合っているからそういった論調なのであって、これが逆に「大企業に就職してうまくいっており、今の自分が最高の状態だ」と思っている状態であれば、「独立なんてリスクの大きいことをやるよりも、大企業という環境を利用して自分の仕事ができるほうがいい」という内容になるのではないでしょうか。 という私も、独立して自分の仕事をやっている者ではありますが、確かに自分の境遇を幸運だとは思いますけれど、特別頭がいいとかそういうわけでもなく、むしろ企業内で様々なことを考えて動いている人と話をして尊敬することもありますし、別に独立起業=悠々自適、サラリーマン=こき使われて可哀想、なんて思わないんですけれども… 質問者さんの周りにたまたま、可哀想なサラリーマンが多いだけじゃないでしょうか。 それか、「そう見える」っていうだけでは? でも確かに、有名大に入れない、大企業に入れない、そうしたら人生終了とか思ってしまう人は寂しいですね。 しかしそんなことを思っている人ばかりではないし、そういう考えはずいぶん昔からあって、最近はむしろ少数派になってきていると感じていますが…どうなんでしょうか。 少なくとも私の両親や兄弟がそんなことを言っているのを聞いたことがありません。 (成り行きで私以外の兄弟は大企業に勤めてはいますけれど、そうでなくとも普通に生きてたと思いますし) >個人的には超オススメなんですけど。 とか言われましても、確かに、超個人的ですね(笑) 勧められたからって誰もがそういう生活に憧れるわけでもないし、私は先述のように勤め人ではありませんが、別に休みを多く取りたいとも思いませんし、起業者全員が同じ思考になるわけすらないし、起業すると言っても業種によって仕事の仕方は様々だし… 私が個人的に(笑)大事だと思うのは 「サラリーマンだからこうだ」とか「大企業だからこうだ」とか、「独立したからこうなる」とか、何もかもを白黒はっきりつけることをやめて、「何かひとつの選択肢がダメだったとしても、まだこういう道もある。それがダメでもまだこっちがある」という風に、柔軟な考え方を持つことなのではないかと思います。 もしくは、自分ではっきりとした答えを持ってはいるけれど、他人にそれを押し付けない。 自分は自分、他人は他人。 これ、日本人は結構難しいみたいなんですが… 先日も、一度起業して成功したけれど、様々な事情や考えがあって勤め人をもう一度やることになったという人の話を聞きましたが、その「様々」というところに、ひと括りにパパッと語り切れないものが含まれるんだと思います。 でもそれで良いんだと思います。 万人が納得する答えがなくとも、本人が良ければそれで。

  • BC81
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回答No.1

零細企業経営者です。 かつてそれなりの大学を出て、大企業で働いたりしていました。 さて、起業して成功したり、コネでありついた仕事や専門職で食えている人達と、 専門性をもてないでいる大企業のサラリーマンとを比較したら、 そりゃ前者がいいに決まってますよ。 でも、身に付けた技術や継いだ商売で食えていけるか、 それ以前に、食えるレベルにまで到達できるか否か、 あるいは、将来技術が陳腐化したり市場がなくなったりしないかなどは、 どれも始めた時点では予見しきれるものではないし、 合理的に選択出来るものでもないです。 将来一流になった時により経済的に恵まれるという理由で、 バスケではなく野球を選ぶ子供は多くないでしょう。 ライトノベルとマンガなら、成功した時の稼ぎは前者が上ですが(独力で量産出来るため)、 漫画家を目指す人は、そんなことは考えていないでしょう。 また酒屋や煙草屋を継いだ人は、30年前なら勝ち組でしたよね。 私もかつて、たまたま身に付けたある技能で食べているような時期がありましたし、 それとは別に、趣味が嵩じて玄人はだしとなり、 今の仕事の傍ら、結構な小遣い稼ぎをしていたこともありました。 どちらも、今ではとても食えません。 また今の仕事だって、いつまで食えるかなんてわかりません。 数年後に日雇いをやっている自分を、常に想像し覚悟してますよ。 サラリーマンの辛さと自営業・自由業の辛さは、全く異質なものです。 私は自営が性に合ったので今も続けていますが、 サラリーマンが性に合う人のほうが多数派なのもよくわかるので、 やはり身内には、有名大学から大企業へという進路を勧めますね。