水鳥や湿地に生息する鳥〈確か,エスキモー犬も持っていたように記憶していますが…〉は「ワンダーネット」と呼ばれる一種の熱交換機を持ちます。冷えた静脈血を暖かい動脈血で温めて体内に戻す仕組みで,足の基部にあります。
鶴など湿地に生息する鳥は,湿地で天敵から逃れて休む傾向があります。この際に1本足で立ち,他の1本を羽毛の中にしまい込んで休む方が体温維持のロスが少ないからです。
同様に,嘴からも体温を奪われますので,羽毛の中にしまい込みます。
#4さんの,フラミンゴは,寒い地方の鳥ではないと言ったことも,熱帯といえども夜は冷えますし,鳥の体温は高いですから体温から考えたら水は体温を奪うに充分です。
砂漠に生息する動物も,体温維持のために同様な足あげ行動が見られます。むろん水鳥とは反対の理由によりますが… サイドワインダーのようなヘビは足がありませんから,最大限地面との接触を少なくした歩き方?をとります。つまり横に這いますのでサイドワインダーという名がつきました。
鶴がなぜ片足だけで立っていられるのかは知りません。一番確かなのは,鶴さんに聴いて見る事ではないでしょうか。おそらく「これが普通だよ」と言われると思いますが…
お礼
ありがとうございます。 「体温調節のため」というのが一般的に信じられている説のようですね。 「敵に襲われたとき一本足の方が翔びたち易い」という説と、逆に「飛び立ちにくく、一歩足でいるときは警戒を解いているときだ」という説があります。 ではフラミンゴ。暖かいところに生息するのに体温調整の必要があるのか? あと「コウノトリ」も一本足で眠るそうです。 足が長いと重心が高くなって不安定になります。 しかし川の中では水流の抵抗がすくなくなり、かえって安定するのかもしれません。 鶴も敵から身を守るために川の中で眠る傾向があるそうです。(真偽不明) ちなみに「ハゲワシ」は体温を逃がすためにハゲているとか。苦労してますね。