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小規模の用地に分譲されていった意味とは?
- 「それら」とは、「別荘用地」を指しています。
- 「小規模の用地に分譲されていった」とは、別荘用地が小規模な土地に分けられて売買されたという意味です。
- 質問文には不自然な表現はありません。
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1.「それら」は何を指すのでしょうか。「別荘用地」でしょうか。 : そのとおりです。 「別荘用地の再編とともに新規開発をつづけ」は、「別荘用地の再編とともに(別荘用地の)新規開発をつづけ」が省略されたものなので、正確に言うと、 「それら=再編されたり新規開発されたりした別荘用地」ということです。 2.「小規模の用地に分譲されていった」のなかの「に」はどういう意味でしょうか。「として」でしょうか。それとも「になる」のような「に」でしょうか。「小規模の用地に分譲されていった」の意味もよく理解できておりません。 : 後者の「になる」です。 「このサナギが蝶になる」などと同じで、「変化を表わす格助詞」になると思います。 因みに、意味は通じますが、原文の表現は正しくありません。 #1さんがご指摘になっているように、「小規模の用地に分割・分譲されていった」のように表現する必要があります。 「小規模の用地に分割され、分譲されていった」ということで、以前は、別荘用地を売るという場合、ある程度広大な土地ですが、それが小規模の狭い別荘用地に変化し、販売されるようになっていった、ということでしょう。 「に」には、「として」という意味もありますが、これは「ある資格を持つ」という用法です。 「わたしが郊外に持っている土地を、別荘用地に(=別荘用地という資格を持つ土地として)買いませんか」のように使います。 ご質問文の「小規模の用地」というものは、分譲という行為において資格を持つことが適切な用途ではありませんから、この「に」は「として」という意味で使うことができません。 たとえばですが、「それらは多数の庭園用地に分譲されていったのである」などであれば可です。 「庭園用地」は、分譲という行為において資格を持つことが適切な用途だからです。
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- hakobulu
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#5ですが、ちょっと修正させてください。 × 「このサナギが蝶になる」などと同じで、「変化を表わす格助詞」になると思います。 ○ 「このサナギが蝶になる」「このように盛り付けるだけで豪華な料理に変身する」などと同じで、「変化の結果を表わす格助詞」になると思います。 「になる」という表現だけに限定するものではありません。
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再びありがとうございます。よくわかりました。お気になさらないでください。
#3です。「に」を続けて書いてしまった編集ミスがありました。 誤> この「に」は「分譲」の「分ける」という意味を意識して使われています。小規模に『に』分ける、ということです。 正> この「に」は「分譲」の「分ける」という意味を意識して使われています。小規模『に』分ける、ということです。 大変申し訳ありません。 P.S. 情けないことですが、今の日本には、この程度の文がきちんと読み取れない日本人がいるようです。それが誰とは言いませんが、ご注意なさってください。
お礼
再びありがとうございます。誤植は了解いたしました。お気になさらないでください。
>「多くのディベロッパーは、別荘用地の再編とともに新規開発をつづけ、大衆レジャー時代といわれる1970年代になって、それらは小規模の用地に分譲されていったのである。」 >1.「それら」は何を指すのでしょうか。「別荘用地」でしょうか。 それだけではないです。「別荘用地の再編とともに新規開発(をつづけ)」を受けているのが、「それら」です。 それを二つに分けて整理して、必要な言葉を補うと、「『別荘用地』を『再編』した用地」と「『新規開発』された用地」です。 >2.「小規模の用地に分譲されていった」のなかの「に」はどういう意味でしょうか。 「分譲」は「小分けにして売ること」ですので、先の「それら」、つまり「再編した別荘用地と新規開発した用地」が、多くの小規模の用地『に』分けて、売られたわけです。 この「に」は「分譲」の「分ける」という意味を意識して使われています。小規模に『に』分ける、ということです。 もし、「分譲」の「売る」ほうの意味を意識すると、「小規模の用地『として』分譲した」などになります。 なお、「小規模の用地『を』分譲した」としてしまうと、小規模の用地をさらに小分けにして売ったという意味になってしまうので、『を』は適切ではありません。 >「として」でしょうか。それとも「になる」のような「に」でしょうか。 この文で言いたいことが「大きな土地を分けた」であることを踏まえると、「になる」が近いでしょうね。「多くの小規模用地になる」といった言い換え方ができそうです。 >「小規模の用地に分譲されていった」の意味もよく理解できておりません。 この文で言っているのは、多くの区画に分けられた別荘用地を整理・統合して、広くて一つの区画の用地にし、さらに新しく開発した土地を加えて、もっと広い一つの区画の土地にしました(「一つの」としましたが、「少数の」かもしれません)。 それを、また狭くて多くの区画の用地に分けたわけです。そうして新しく区画分けした用地は売るためのものです。それが「分譲」という言葉で表されています。 そうしたことをまとめて短く言うと、「小規模の用地に分譲されていった」になります。「されていった」という表現は、その過程が進行している感じを表します。もし、区画わけが全て済んで用地が売りに出された感じを表すなら、「された」になります。 > また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 不自然なところは全くありません。丁寧で正確、しかも分かりやすく、質問文のお手本になりそうなほど、良い日本語表現だと思います。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。わかるようになりました。とても参考になりました。
- osakajapan2001
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違う表現方法で書いてみましょう 沢山あるデベロッパーは 別荘の用地の再編成を行うと共に 新たな用地を開発し続けて 一般大衆のレジャー時代であると言われる1970年代になってから それら 別荘の用地の再編成を行った小規模な土地を分譲販売していった という書き方で如何でしょうか 又御質問下さい 貴方の表現は美しくまとまっています
お礼
早速のご回答ありがとうございまた。参考になりました。がんばります。
- Mokuzo100nenn
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>1.「それら」は何を指すのでしょうか。「別荘用地」でしょうか。 はい。そうです。 >2.「小規模の用地に分譲されていった」のなかの「に」はどういう意味でしょうか。 「小規模の用地に(分割され)分譲されていった」という文から「分割され」が省略されています。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。わかるようになりました。大変参考になりました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。理解できるようになりました。いろいろ参考になりました。