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ISO9001:2000対応講習
物流企業でISO9001の事務局を担当しているのですが、これからISO9001:2000への対応を始めることになりました。 まずは、外部コンサルタント起用の必要性有無、社内の講習はどの程度必要なのかなどを検討するため、経営幹部と事務局で1~2日間の講習を受けることを考えております。 お勧めの講習などご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて頂きたいのですが。
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こんにちは、jotarou といいます。 ISOの事務局を担当されているということと、ISO9001:1994からISO9001:2000年度版への移行ということを拝見しまして、立ち寄らせていただきました。 私のところも、この移行作業の準備をしているものです。同じ立場ということで ありますので、私の知る限りを参考にしてくだされば幸いです。 ISO9001:2000年度版はご承知の通り、2000年12月20日に制定されました。 これにより、ISO9001:1994年度版にて認証を受けている企業は、2003年12月15日までに2000年度版への移行が必要となります。 今、お問い合わせの件である、外部コンサルの起用ですが、ISO9001:1994を認証された時は、コンサルを起用されていたのでしょうか?それとも、独自で認証されたのでしょうか? もし、起用されたのであれば、前回同様のコンサルをご指名したほうが良いと思います。どうしても・・他という場合は別ですが・・・。私の方は、認証したときとコンサル業者は違いますが、教えていた先生は同じ人を指名しました。(個人コンサル契約)また、起用無しの場合は、ちょっと大変です。でも、スタッフが揃っていればそんなことも無いはずです。 また、経営者と事務局の講習ですが、経営者はISO9001:1994で認証した時と同じようなものですが、4.1~4.20等の表現は2000年度版ではしません。5章~8章というような、章単位の表現となります。(4.1~4.20が、この章に全て入り込む)つまり、4.1は5章のどこに該当するか?といった具合になりますので、この表現についていく程度の知識で良いと判断しています。また、品質システム管理責任者ですが、表現改め、品質管理責任者となり複数置く事ができるようになります。ここで、柔軟性と責任分担ができるようになります。 また、事務局の講習では、上述した表現方法や品質全体の構成(文書類)を新しい、くくりに変更することと追加になったものが多く(省略された部分は少ないです。)特に、個人の力量について、1994年度版より厳しくなった部分を理解することとなります。 実際には、この部分を実業務に当てはめて、教育・訓練と資格認定に盛り込む要素が増加することとなりえます。もちろん、システム全体でありますから、スコープ範囲全員が対象となります。 認証登録機関によって、1994から2000年度版移行に関し、ステップアップするまでの期間に、継続審査あるいは、拡大審査があると思いますが、各認証機関が事前に推薦する方法が提示されているところもありますので、講習に先立ち、一度お持ちの認証機関にお尋ねする必要があると思います。 そのときには、ある時期をもって一度に、2000年度版へ移行する方法か、4段階に(半年に1回で計2年)章毎に4回の審査を経て、階段状に認証に持ち込むのか?というものです。 私どもは、一度に全てを移行するということを選択しました。運用からマニュアルから手直しして認証となりますが、ある程度長い期間(2年)ができますので、それまでに準備することができるためとしています。 余談ですが、コンサルを選定する際の着目点は、”長い付き合いができるところ”です。認証で”さようなら”のところは避けたほうが良いです。コンサルできるところは、大抵講習もできます。 長くなりました・・・。 では・・・。
お礼
当社も1度にすべて移行することになってます。来年のサーベイランスはISO9001:2000で受審です。 質問した講習については、審査登録期間が行うものに決めました。