旧東ドイツに台頭する排外主義運動の原因について
ドイツ国内のヘイトに対する規制と旧東ドイツに台頭する排外主義運動の原因について質問です。
ドイツは、ナチスによる犯罪行為としての反省として、ヘイトスピーチなどの排外主義に対する規制や取り締まりをしている。
しかし、ある記事では、旧東ドイツでは、ネオナチなどの排外主義運動が台頭しているとし、分かり易く言うなら、国内の不平等感、貧困が原因だと書かれている。
なぜ旧東ドイツで、ネオナチなどの排外主義が台頭している理由は、彼らの言い分だと、
“ユダヤ人は、ドイツ人ではないのに(と心の中)富を不当に持っている。我々の持ち分をかすめとっている。”
“移民は我々の仕事を不当に奪っている。我々は不当に扱われている。”
という考えを持っており、そのため国を変えなければという思考が生まれ、やがて右傾化していると書かれているのですが、ここで以下の質問です。
1.ドイツは、ナチスの犯罪行為を反省し、ヘイトなどの排外主義を法律で規制し、取り締まりしている。
しかし、そのような取り締まりをしていても、ドイツ国内では極右が台頭している。
右傾化する背景にあるのは、社会と国内の不公平感と権利が保障されないという不満であり、批判しても「右翼」、「ナチス」というレッテル貼りに晒される。
当然ながら、不満は蓄積し、より過激な行動に走る。
そのため、私個人の考えですが、排外主義を取り締まるよりも、国内の経済格差と権利の不公平感を是正しない限り、どんなに排外主義を取り締まっても、結局は無意味ではないでしょうか?
2.ドイツ国内で極右思想が台頭している原因は、民主主義における権利が保障されず、不公平な経済格差によって不平等に晒されているから、極右思想が台頭する。
だとすれば、我が国、日本でも過激な極右思想が台頭してもおかしくないでしょうか?
●『旧東独中心に過熱する極右・ネオナチの暴力(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース』↓
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191122-63244898-business-eurp&p=1
お礼
ありがとうございました。