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なぜ右翼の台頭やテロが起きないのか?
- 最近数年間、総理大臣の交代や3.11の大震災でのダメージなど、政治不信は増加の一途を辿っています。
- しかし、昭和初期の世界恐慌後を思い浮かべると、右翼の台頭やテロがないことに驚きます。
- 一方で、震災対応で自衛隊の活躍が見られたり、公務員給与削減に対するクーデターの動きはないなど、なぜ右翼の台頭が見られないのか疑問です。
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>未曾有の出来事を千載一遇の機会と感じて動き出す政治的な組織がいるはずだ、それはたとえ小規模なものであっても、と思っていたのです。 そういう意味の質問だったのですか。質問の意味を取り違えてしまいました。すみません。 日本では特にそうなのですが、こうした動きは内側からの危機より外側からの危機がないとうまく行かない傾向にあるんですね。したがって、明治維新の黒船しかり、1920~30年代の経済危機における世界大恐慌しかり、戦後のGHQの占領しかりなのです。 さて、幕末の1853年から立て続けに巨大地震が起こりました。まずは、東海がやられました。翌日、関西が襲われ、そして1年内に首都圏がやられてしまったのです。これはペリーの黒船来航と前後します。しかも、コレラも流行してしまい散々だったのですね。地震(焼け野原)+外圧(黒船)=新たなる展開ですね。 1920~30年代に倣えば、関東大震災のあとの金融恐慌、その後の、世界大恐慌(震災後の金融恐慌に覆いかぶさる形で起きた恐慌)が襲ったわけですが、今回の災害の後に、世界恐慌が襲えば、歴史のジンクスにピッタリとなります。前回は世界大恐慌を脱するのに、満州事変で乗り切ろうしました。それは太平洋戦争の遠因になってしまいましたが、日本は世界大恐慌を当時の列強の中では一番最初に抜け出すことに成功しました。ここでも、地震(焼け野原)+外圧(世界恐慌)=新たなる展開ですね。 さて、敗戦のときはどうだったでしょうか?地震こそありませんでしたが、戦争によって焼け野原になった上に、恐らく日本の歴史始まって以来ともなる外国による占領が始まりました。しかし、その占領が日米安保条約につながって、戦後の高度経済成長になって行くわけです。焼け野原+外圧(占領)=新たなる展開ですね。 その意味からは、もう一段の外から来る危機が必要だと思います。東日本大震災では焼け野原となりました。そこに、強烈な外圧がもたらされると、日本は別のものに変化する特性があるのではないでしょうか?そして、日本はこの外圧をうまく利用して変化する傾向があるようです。 ただし、今までの危機のときと違うのは、今回は軍人のクーデターのようなものでなくても十分に変革は可能だと思います。ですから、おっしゃるような見るからに右翼ど真ん中的な人(組織)でなくてもいいと思います。どこかの国の領土を攻め取らなくてはいけないというわけではないのですから。ただ、現実を踏まえつつも、子供が聞いたらわくわくするような夢のあるような政権が欲しいところですね。 満州に代わるフロンティアは、まずは、海洋、そして、宇宙しかないでしょうが、そのためには科学や未来の技術に関して、興味を持てる人でないといけません。そしてある主のカリスマを持っていて政界にあまりにしがらみを持っていない人。 個人的には”ビートたけし”のような人をあげますが・・・。彼のような人に2期8年、首相をやらせたら、こうしたフロンティアへの進出の基礎を作ってくれるとは思っています。もちろん、その人にやる気があれば、の話しではありますけどね。 ですから、昭和期と決定的に違うのは強烈な外からのインパクトがまだ着ていないから、ではないかと思います。
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民主党政権は、仕込んだもの。即ち、クーデターだった。それを社会主義者の菅が横取りし、今に至る。日経新聞が、拠点だ。政治刷新会議、国家戦略局は考えたもの。 情報機関の改組と言う、一番必要なエキスを指定しなかった事が、菅の気儘政権に成って表れている。webの仕組みを覚えていなかったので、指摘した時には鳩山辞任が先だった。 日米同盟を基礎とする、兵器産業の興隆をなくして、平和はない。今、中國に、支配されて、自信を失っている米国の威信を傷つける菅を排除しないと、F‐35を導入したら、滅びるだろう。Rafaleが良い。F‐35では、殲20に対抗できまい。考え方が不十分だ。北澤では、任せられない。 システムの良しあしを教えている暇はない。F‐2の派生型を導入するなら、30年遅れの戦闘機を持つ事になるのだ。F‐117を超える機体じゃないと、アメリカ製は駄目だ。FB‐111を彷彿とさせる、F‐35は、お蔵入りが基本だ。 ユーロファイターは、FB‐111型だ。添加剤で済ましている。構造ができていない。軽いのだ。軽い機体なら、日本国産機でも良かった。軽い機体には、ステルスは、使用されていない。 ロシアの戦闘機が軽ければ、技術の進歩はない。殲20にも同様の事が言える。 殲20は、YF‐23とユーロファイターの合いのこであろう。 日本は、レーザー誘導爆弾が製造できなければ、3流国に滑り落ちるだろう。
お礼
ご意見ありがとうございました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
餓死する人間がいる訳じゃないし 仕事だって選ばなければいくらでも あります。 若者の数は少ないし、その若者も去勢 されています。 ほとんどの人は、毎日平穏な生活を送っています。 悲憤慷慨している人は少数でしょう。 よく言えば、日本は成熟しているのです。 そんな国は、急激な変換を望みません。 ちなみに、中東辺りがいつもごたごたしていて 騒がしい一因に、若者の数が多いことが挙げられています。 若者の数が多いと、不安定になり、戦争や犯罪が 増えるのだそうです。 日本は老人大国です。
お礼
未曾有の出来事を千載一遇の機会と感じて動き出す政治的な組織がいるはずだ、それはたとえ小規模なものであっても、と思っていたのです。 世の中を変えるのはいつも若者。 老人に支配された国は滅び行くしかありません。
補足
> 餓死する人間がいる訳じゃないし いいえ、います。 震災後そういう人はいっぱいいます。 > 仕事だって選ばなければいくらでもあります。 そんなことないです。 被災地の惨状をあなたが知らないだけです。
- dai1000
- ベストアンサー率24% (170/699)
>テロは起きないにこしたことはないのですが、右翼の台頭がみられないのはなぜでしょうか? 当時は右翼というより軍部独裁です。天皇陛下が国事の全てを行うのは不可能であったので、立法は議会、内政は内閣、が担当しましたが、統帥権が天皇陛下に直属していたために、内閣のコントロールが軍には届きませんでした。 また、内閣には、現役の軍人も入る制度になってしまっている一方で内閣総理大臣には閣僚の罷免権がなかったために、結果的に、内閣も軍人の意のままになって行きました。実際に軍隊を動かせるので、軍人以外の閣僚がどんな決定をしようとも力でねじ伏せることができるわけですからね。 そういうきかっけ(515、226)を作ったのはたしかに右翼といえばそうですが、やったのは軍人(青年将校)でした。日本の保守というのは意外と穏健的なものです。天皇陛下がそうでしたから。結果、従来からの保守が維持されたのではなく、軍部独裁になってしまったのです。表は大日本帝国ですが、実態は軍部独裁政権です。彼らは天皇陛下のためにを強調していましたが、天皇陛下は彼らのやり方があまり好きではなかったのは玉音放送に滲み出ています。 「...そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは、代々天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。...(玉音放送現代語訳抜粋)」 現在では、自衛隊の一部が決起しても、最高指揮官が内閣総理大臣である以上、軍人には統帥権を奪取することは簡単にはできないでしょう。しかも、その統帥権は実質的には米軍にあると思います。何故なら、自衛隊だけで全ての作戦はできないですし、その装備は米軍の補完がなされるように組織されているからです。米軍が認めた軍人でなければ、奪取するのは不可能でしょう。 実態としてかなり困難なのに、思想だけ右翼を台頭させて、軍人をたきつけても限界があります。つまり、ブレーキが日本国独自に、そして、米軍と、二重に効いていることになります。 むしろ、ブレーキが効いていないのがサヨクでしょうね。日米安保がぐらつけば、中国・朝鮮を後ろ盾にしたサヨクがリベラルと称して、平和のための革命と称して独裁をふるって、軍人をたきつけるかもしれません。ま、民主党にその危険性は感じるのですけどね。あの管総理を見ていると嫌な感じもしないでもありません。
お礼
そうですか。 サヨクにエネルギーがあるとは思えません。自衛隊はがんじがらめで動けない。右翼は今を逃したら永久に理想を実現する機会を失われると思います。 何だかんだいって現在の状態を肯定する人が多いのには驚きました。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
右翼も馬鹿ではないので、万が一クーデターなどを引き起こそうものなら、そういう思想は根絶やしにされます。あるいはとことん批判されます。 反国家分子の烙印を押されることにもなりますが、そうなると思想の源泉でもある天皇にも影響を及ぼす可能性も否定できません。 なので、適当にアジテーションする程度にしているわけですね。 もっとも、右翼といっても真性右翼はほんの1~2割程度で、ほとんどは「エセ右翼」ですから、クーデターなど起こしようがないのです。 そういう輩は、民族主義的にはとうてい昇華されてないと思います。
お礼
そうですか。 チャンスは去りつつありますが、この国のありかたを変えたいと思っている人たちにとっては、震災後の今は絶好機だと思います。これを逃したら永久に理想を実現する機会は失われるでしょう。
- tilltill
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国勢だと思います。 明治維新から一気に世界大戦まで突き進んだ日本には勢いがありました。 そんな中で育てられた子供たちが大人になった頃にも未だ勢いがありましたが,平和が訪れて戦争を知らない世代の中で育てられた子供たちが大人になった今では,勢いというものがありません。 というか,そんな勢いを持たないことを教わり,持つことは「悪」として育てられました。 決定的な違いはこの国民性の変化によるものだと思います。 そのうち他国から攻められて窮地に陥れば,また勢いを増すのではないかと考えます。 「平和ボケ」と私は呼んでいます。
お礼
未曾有の震災を経験しても未だ平和ボケ。 ある意味凄い国民性ですね。
お礼
外圧ですか。なるほど、確かにそういう違いはありそうですね。 > ”ビートたけし” 本人が絶対拒否するでしょうね。 ある調査では首相になってほしい人No.1になったとか。