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有名な多読本の事で。
ペンギンやOxford Bookworms などの多読向けの本は良く知られていますが、 確かにこれらの本は、読みやすく、構文?英文?の意味がすんなりととれます。 一方、ちまたの洋書・ペーパーバックだと、不可解な英文をたくさん目にします。 冒頭の多読本は、英文構造も意図的に簡単にしてあるのでしょうか? レベルはありますが、これらを読んでいればペーパーバックの不可解な英文も自然と 分かるようになるんですか? 多読サイトにはそう書いてますが、疑問です。 文法の話じゃなく、単語は分かっても「言ってる意味がわからん!」と言うパターンです。
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ご存知のように、ペンギンやOxford Bookwormsはretoldされた本です。こういう本とちまたの洋書・ペーパーバックとの違いを感じているようですね。 まず、申し上げますが、ペンギンの結構なレベル(3000語レベル)ですし、ちまたのペーパーバックの中には、下手な文章のものもあります。ペンギンの執筆者にもよりますが、中にはかなり文章のうまい人がretoldしたものもあり、読みごたえもあります。レベル5のAirportであっても、かなり読みごたえがありますし、レベル6ならMisery (Stephen King)も面白いと思いました。まず、このレベルまで達しないレベルであれば、ちまたの洋書などほど遠いレベルだと思います。 レベル6は、確かに、あまり使われないけれど絶妙な表現みたいなものはないでしょう。また、回りくどい言い回しや、地元の人の非文法的な英語もありません。そういう意味で、作られた感じがします。あなたのおっしゃる通りです。 しかし、こういう本が飽きたら、つまらないと感じたら、その時が潮時、ペーパーバックに移ればいいのです。あるいは、ちまたのペーパーバックでも、中学生程度向け(もちろんネイティブの)の本など読みやすいので、そのあたりから読んでいくのもいいと思います。要は、retoldした本であろうと、そうでなかろうと、本の面白さがわかる、深いメッセージを感じ取ることができるということが大事です。しかも、日本語に訳さずに読めるかもポイントです。英語のまま読めるように力をつけるためには、ペンギンやOxford Bookwormsも役立ちます。 ★ポイントを書きます。 1.英語のまま理解するための訓練にはペンギンやOxford Bookwormsが、ちまたのペーパーバックよりもおすすめ。最高レベルまでいってその先はちまたの本に挑戦すればよい。 2.もちろん、ちまたのペーパーバックと平行して読むのがさらによい。しかもやさしめのペーパーバックからはじめる。ペンギンやOxford Bookwormsはペースメーカー的な役割となるはず。スピードを出して読む習慣をペンギンやOxford Bookwormsでつけて、ちまたのペーパーバックを読み、またペンギンやOxford Bookwormsを読んでスピード感を取り戻すというような感じ。 3.ペンギンやOxford Bookwormsで読んだ本を、今度はretoldされていない本物でまた読んでみるというのもよい。たとえば、ペンギンのthe Scarlet Letterはレベル3だが、かなりよくできていて、その後本物を読むと、なるほどと思う。(本物のthe Scarlet Letterはとてもまどろっこしい文章で、文脈が掴みにくく、単語もこってりとしたヘビー級のものを使っているので読んでいてかなり疲れる)。このように併用するという方法もあります。 4.クリティカルに読む ペンギンやOxford Bookwormsであろうと、ちまたのペーパーバックであろうと、内容を吟味しながら、自分と対話しながら読むみたいな、日本語の本で自然にやっているような読み方ができるかどうかが勝負です。 以上、ご参考になればと思います。
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レベルに合わせてリライト(書き直し)しています。 それをずっと読んでいて普通のペーパーバックも読めるようになるのか?というのは、そうですね・・・・・たとえば、小学生向けの本をずっと読んでいて、大人向けの一般書を読めるようになるのか?というのと似ているような気がします。 だんだんレベルアップして行かないと、読めるようにはならないと思います。 単語は解っても意味が解らないのは、英語力が上がればだんだん解る部分が増えてきますよ。勉強は必要ですが・・・。 ただ、私自身は最初から「講談社英語文庫」とか(これはリライトしていません)、読めもしないのにペーバーバックとかに手を出してましたので(挫折の山)、学習者向けの読み物から開始していないのですが、、、
お礼
もちろんレベルアップ方式なんですが、 ペーパーバックは壁が高そうですね。 ありがとうございました。
- sknuuu
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多読サイトにどう書いているかわかりませんが、簡単な単語・フレーズ・文章がわかるようになったからといって、同じような単語・フレーズ・文章が「おのずと」わかるようになるということはないと思います ただ、推測力はつくかも知れませんね 多読用の本と小説では「目的」が違うと思います 多読用では、できるだけ「多く読ませること」を目的として簡単な単語やフレーズを使ってると思いますが、小説などは、あえて難しい単語やフレーズを使って、注目を引いたり、独自性を出したり、微妙な雰囲気を出したり、そして簡単にすらすら読める部分と、いきなり読みづらいような部分をあえて造り上げて、全体として緩急をつけた構成を組み立ててたりします。 簡単な表現だけでは、やはりこういう小説のような意図的な緩急をつけるのは難しいでしょうし、微妙なニュアンスの違いを出すのは難しいでしょう もう一度回答に戻りますが、多読のために用意した本というのは、(たぶん)途中で止まらずに最後まで読み進められるように作っていて、readingのリズムやスピードを感覚的に覚えてもらうことを含めてると思います ですから、表現も比較的簡単にしてると思います そのまま、普通の小説などに戻ると、そのリズムなどをキープしたまま読もうとするでしょうから、知らない単語も飛ばして読むようにもなるでしょうし、どの単語の意味がわからないと先に進めない、と気づくようになるはずです ただ、本当に作者の意味することを知ろうとすれば、やはり辞書を引くことも必要ですし、文法的に解釈する必要もあるかもしれません
お礼
緩急をあえてつけてるんですね。 ありがとうございました。
お礼
とても参考になりました。 私はまだ自分のレベルが分からず、Lv1~3までを何冊か買いました。 1は2冊を楽に読めました。明日は2を読む予定です。 以前は、図書館で絵本を読んでたのですが、多読用本の方が読みやすいですね。 パッと見、3までは読めそうでした。中古本で何冊か売ってるのを知って、 これからはこれらを買いあさろうと思いました。 Lv4以上はまだ下見をしていませんが、快適に読めるのをしばらく読み漁ろうと思っています。 実は、文字数コストを気にして、平易だと言われるペーパーバックを1冊買ったんですが、 専門書で難しかったので逆戻りしました。併用も有効なんですね。 中古で発見したので、読みやすいこれらをアドバイスを参考に読んでいこうと思います。 ありがとうございました。