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バクテリアの少ない世界
何らかの原因で世界のバクテリア数が減少したとします。 するとものがあまり腐らなくなりますよね。 そうなった時に起こりうる弊害を思いついた方は、教えて頂けると幸いです。 またそうなったとき、バクテリアの数は直ぐに元通りまで戻るのでしょうか。さらにバクテリアの数を一定量に保っている要因とは一体何なのか。 というのが疑問です。
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おおむねNo.1さんと同じ意見です。 細菌は地球環境を保つために非常に重要な役割を担っています。彼らが、生態系の基盤を支えているので、その支えが傾けばすべてが連鎖的に崩れることは間違いないです。 植物や動物の死骸が分解されず、土壌は痩せ、すべての生物の生存が脅かされることになります。一番すごいのは、植物バイオマスの堆積でしょうか。 ここではバクテリアの減少が起きた場合とありますので、生態系にいる糸状菌や昆虫類がある程度は一次分解者としての役割をこなすかもしれませんが、分解速度が追い付かないでしょうね。 細菌の数を一定に保っている要因に、栄養というのは納得ですが、酸素というのはどうでしょう? 酸素を必要としない細菌(嫌気性細菌といいます)もたくさんいますよ。 かれらも生態系の恒常性維持に関与しています。実際には、原始の地球環境には酸素がなかったわけですから、嫌気性細菌の方が太古の昔から地球環境の整備に関わってきたともいえるでしょう。 以上のことから、細菌の数を一定に保っている要因は栄養と空間、物質循環の速度ではないかと思います。 ラボレベルの観察から、細菌の代謝産物が拡散していく速度が細菌増殖の律速になっていると考えられますので、環境中における物質循環速度も考慮すべきかと思います。
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- yamasakaki
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落ち葉や枯れ木と昆虫・動物のミルフィーユが世界を覆うでしょうね。 有機物が分解されないので土ができなくて 草が生えなくなって 草食動物が死んで 肉食動物が死ぬ っていう食物連鎖の崩壊が訪れます。 神か何かの力で一時的にバクテリアが減ったなら その力が解除された時点で急激にバクテリアが増えるでしょう。 バクテリアの量を決めてるのは有機物と酸素の量です。