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丹田呼吸法について
呼吸から体を強くしよう(人並みに)と考えネットで検索していたら丹田呼吸法をというのがありました。これによると鼻から息を吸い込み、お腹をへこませて吐き出すとありました。その時の細かい注意点はないでしょうか。例えば食後はよくないとか、1日に何回位行えばよいのかなどです。 また私はとにかく胃腸系を強くしたいのですが、この呼吸法以外にも良いとされるものがありましたら教えてください。お願いします。
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呼吸法は本当に万病の治療法として機能するものですからお薦めです。 一番大切なのは吐いてから吸うことです。 『吐く息に力を込める!』のが最も重要です。 何故ならば、吐く息(呼気)の時に副交感神経が働くからです。 副交感神経は弛緩、リラックス神経ですので、心を落ち着ける事が出来ますし、 免疫力を高めたり、人体の持つ自然治癒力を高める効果が期待できます。 笑いの自然治癒力というのもありますが、笑いも吐く息に力を入れてます。 逆に、吸う息に力を入れる時は、驚いた時、怒った時、気合の入った時等の緊張時です。 これは緊張神経の交感神経が働くので、緊張感が必要なときにはお薦めですが、 格闘技でも、スポーツでも、緊張が良い結果を招くことはあまり無いと思います。 無念、無想、無邪気のリラックスした時に最大のパワーが発揮されます。 スターウォ-ズのフォースのようなものです。 吐ききれば嫌でも吸い始めますので、吸う息は自然に任せていれば良いと思います。 そして吸う時は下っ腹の丹田に入るイメージをして吸うことです。 実際には空気は肺に入りますが、慣れてくると下っ腹がポコッと膨らみます。 赤ちゃんの呼吸法です。 これで横隔膜というのが動いて健康に寄与してくれます。 コツはあまり姿勢を正しすぎないことです。 姿勢を良くしすぎますと、どうしても胸が膨らんでしまうので、 背骨の自然なラインを崩さない程度に姿勢を保つことです。 あと横隔膜は腹中30cm前後の中を、最大で10cm近くも上下しますので、 食後はやはり避けたほうが無難かと思います。(リバースします) 呼吸法は薬のように副作用はありませんから、一日何回やっても構わないと思いますが、 注意点は、頭に血が昇ったり、疲労を伴なうような激しい息使いをしないことです。 穏やかに、リラックスすることだけに集中してやるのが良いと思います。 以上は『吸うで凸・吐くで凹』の普通の順式の腹式呼吸ですが、 『吸うで凹・吐くで凸』という逆式の腹式呼吸法もあります。 「調和道丹田呼吸」というのがそれですが、これもかなりお薦めです。 これは鳩尾に括れを作ったり、振動を与えることで刺激を加え、 太陽神経叢という自律神経の束に刺激を与えます。 詳しい功法はこちらをご覧ください。(図書館にあるかも知れません) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4893612107.html http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4396103522.html あと「正心調息法」もお薦めです。(私の一押しです) こちらの塩谷博士は元々病弱で、二木式、調和道といろいろな呼吸法を実践してきて この呼吸法を考案されたそうですが、想念法を併せたこの呼吸法で 人生も順風、健康も手に入れて、現在102歳という超人です。 元々霊感の強い方ですので、独特な思想背景のある呼吸法ですが、 中国で言うところの「気」を体内に取り込んで想いを叶えるというものです。 ご質問者さまの場合ですと「胃腸の調子が良くなった!」と完了系でイメージします。 是非、同氏の著書もご覧下さい。痛快そのものです。 (ただし腹圧が上がり、頭に血が昇りやすい呼吸法ですので、そこは注意してください) 「宇宙の無限の力が・・・・」というイメージ・スクリプトを導入している点でも、 大変、優れた呼吸法だと思います。 あとちょっとマニアックですが呼吸に関する話でしたら、こちらをご覧下さい。 http://www.shunjusha.co.jp/book/71/71041.html http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062691647.html http://www.geocities.co.jp/Beautycare/1040/icho.html
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- somatech
- ベストアンサー率45% (157/345)
#1,#2 の方が薦めている「正心調息法」が、独習にもいいと思います。 塩谷信男博士の書かれた本が結構有りますので何作か購入して読むといいと思います。 何故、薦めるかと言うと、丹田呼吸を1回やるたびに普通の呼吸で息を整えるというやり方だからです。 呼吸法は知らないうちに無理をしてしまいがちなので、その無理が逆に心身を損ねる場合があります。 「正心調息法」の場合、1回ごとに呼吸を整えることをするので、無理の無い、危険性が最も少ないものだと思います。独習にも適していますし、効果も高いです。 また、リラックスして行う(腹筋にも力を込めない・・・丹田に力を込める)ものですので、頭に血が昇るようなものではないと思います。
- timeup
- ベストアンサー率30% (3827/12654)
ハタヨーガを○十年行なっていますが、呼吸は非常に重要なものです。 特に訓練時以外・・・生活の中で常時深く・ゆっくりした呼吸を自動的に継続させるようにするのが難しいです。 丹田呼吸は特殊な呼吸で、ただ単に健康に成りたいだけなら、「深呼吸」で十分です。理由としては精神集中を常時それだけには出来ないからと、生理学的にはこれで十分なのです。 >はとにかく胃腸系を強くしたいのですが ⇒健康は遠くにあるのではありません。「青い鳥」はすぐ側にいます。 兎に角食事・飲料全てを「良く噛む」事です。これで急激に健康になれます。 これを数年訓練しても駄目な場合は、他の方法を行ないます。
- coast
- ベストアンサー率20% (4/20)
こんばんは。 呼吸法というのは大事ですよね。 意識して呼吸するという事は結構難しいものだなぁ、と思います。 でも、分かって慣れてくると気持ちのよいものですし、体調などに変化が出てくるように思います。 塩谷信夫先生というお医者様の考えられた、「正心調息法」というのはいかがでしょうか? 身体だけでなく心にもとてもいいのではないかと思われます。
お礼
呼吸は皆するものですからより効果的なものはないかと探しておりました。御回答有難うございました。