#1です。
何々式呼吸法というのを否定するものではありませんが、24時間の鼻呼吸ができてから後の「健康法」。
口呼吸と鼻呼吸(鼻ですって吐く)で大きな違いは、どこでしょう?
何が悪いのでしょうか?
口が渇くんです。
たとえばの話ですが、雨が降ると、インフルエンザの流行が小康状態になります。
なぜだと思います?
口呼吸の人が多いから。
なぜに、口で呼吸できるのに、鼻でも呼吸するのか?
口は、食べる・発声するということに特化するために、
人は、鼻でワザワザ呼吸をするように進化しました。
サルよりも、鼻が高いでしょう、呼吸する「道」が長くなったのです。
鼻で往復すると、体温のロスが少ない。
鼻ですって、口で吐くと、外気で冷えた鼻はそのまま冷えた空気を吸うだけなので冷えっぱなし。
口は、体温をロスして、さらに乾く。
鼻ですって鼻で吐くと、冷えた外気で冷やされた、鼻が呼気で温まる。
自分の体温を無駄にしない、さらに、口は乾燥しない。
鼻で息をすると、何がいいのか?
最大のメリットは、口への負担が減ることなのです。
何が「負担」かというと、
口が渇くと、口腔内の衛生状態が悪くなります。
唾液には、消化以外に、口腔内の衛生状態を保つという役割があります。
ちょっとの怪我なら、なめれば治るとも言いますし、
動物は実際なめて直します。
この唾液が乾く、すって吐いての口呼吸だと口の中がカパカパです。
虫歯にも、歯周病にもなりやすい。
さらに、湿気(唾液)に弱い細菌が、オールウェルカムでダイレクトに肺に入ります。
もちろん、からだの免疫系は、そうはたやすくは病気になるわけには行きませんから、「闘います」が、常に免疫系を消耗することになります。
きっと、実社会でのセキュリティでもそうでしょうが、危険負担の大きい会社の警備は「警備費用」が高いのではないでしょうか?
常時、からだにわからないうちに負担をかけているのが「口呼吸」。
酔っ払って、寝てしまうと、風邪引いたりしませんか?
アレ、口あけて寝ているんです。
アルコールによって、呼吸中枢が若干麻痺すると、
エマージェンシーがかかって、通常の鼻呼吸では間に合わないとするので、「救急法」などでも、少し、頭を後にして、気道の確保をしますね?
アレに近いことを無意識にヤッテ、直接口から、呼吸して、
肺にダイレクトに何でも入ってくる。
呼吸で何々式というのも、一時、神経を興奮させるのでそれなりの健康法にはなります。
(心筋梗塞の方には、特に向いていると・・・は思われませんが)
その前に、鼻呼吸の重要性をご理解いただけたらと思います。
お礼
二度にわたっての回答、本当にありがとうございます。 口内の病気が心筋梗塞の原因の一つでもある。と聞きました。 その意味でも鼻呼吸は大事ですね。 最初の御回答をもらったあといろいろと検索してみました。 たしかに重要ですね。 これからは意識して鼻呼吸をしたいと思います。