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化学の質問

AとBを水で濡らして接触させておくと、単独の時よりもAが容易に腐食した 金属ABのイオン化傾向の大きさを比べる問題なんですが、なぜAは単独の時よりも容易に腐食したのですか?あとAがイオン化するときに出た電子はどうなりましたか?

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  • ORUKA1951
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回答No.2

金属の性質として ・陽イオンになりやすい  というのがありました。その原因は金属元素そのものの性質で ・金属結合と言う金属(固体)を作り上げている結合 ・電気の良導体である。 ・展性・延性がある。 など  金属はもそもそも電子を失いやすいのですが、その失いやすさ「イオン価傾向」には差があります。 「水で濡らして」  言い換えればすべての金属は電子を失おうとしているのですが、水と接触することによって金属イオンになろうとするのですが---なって腐食する=電子を失って酸化されようとしている---、残った金属に電子が溜まって[負]になると、電気的な力で[陽イオンの金属イオン]を引きとめる力が働きあるところで平衡に達してしまいます。  電子の行き場がない・・ 「接触させておくと」  異なる金属の場合、その電位は異なりますから、当然電子を余計に溜め込んでいるほう---言い換えればより陽イオンになりやすいほう---から、そうでないほうに電子は移動します。  すると、[金属⇔陽イオン]の平衡状態が崩れますから・・・・ 「電子はどうなりましたか? 」  よりイオン化しにくい金属に集まった電子は水中の金属を呼び寄せますが、水中の正電荷をもつものを引き寄せ、それに電子を与えます。  それが金属イオンでしたら、金属に戻り表面を覆います。  それが水素イオンでしたら、水素の気体を発生します。    

ikuzefbi
質問者

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ありがとうございました!

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  • Saturn5
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回答No.1

空気中の水はわずかに二酸化炭素を含み、微弱な酸性になっています。 そこに金属Aを入れると表面のA原子がわずかに溶けます。 A → A+ + e- 電子が残るので、金属Aは負に帯電して、その周りにA+のイオンが存在します。 ここで、水中のH+が金属Aに残された電子を取りに行きますが、まわりにA+の イオンが存在するので、反発して近づきにくくなります。 ですから、金属Aが単独のときは腐食の進行が遅いのです。 しかし、ここにイオン化傾向の小さなBが接触しているとします。 Bは溶解していませんので、Bの周りには陽イオンは存在しません。 ですから、ここにA中の電子が流れ込み、水中のH+は容易にこの電子を 奪うことができます。 ですから、金属Bが接触していることによって局部的な電池を形成するので、 腐食が早く進むのです。

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