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化学の質問が2つあります。
1つ目の質問です。 周期表で、同族元素が上から下に行くほど金属性を増すのは何故ですか? 2つ目の質問です。 電子配置が同じ原子同士は、何故イオン半径が異なるのですか? 本を読んでいたら、急に気になったので‥どなたか教えて下さい。
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#1の方が答えられていますので余談を少しだけ。 周期表の各行は、分子起動のレベルを表し、たとえばNaならば、第一周期(1S軌道),第二周期(2S軌道,2P軌道),第三周期(3S軌道)を電子が回っています(あくまで概念的にですが)。 数字の小さい軌道ほど原子核に近く、つまり強く引っ張られています。外側の電子は、内側を周回する電子による遮蔽の効果もあり、あまり強くは引かれません。さて、その強さなのですが、軌道の周期が一つ低い(内側の軌道)と、大雑把にいって10倍も強くなります。内側の電子は、自由に動き回るなんて不可能です。自由に動けるのは一番外側の電子ぐらいです。 周期表を下に行くほど、原子核は最も近い電子を非常に強く引っ張りますが、その外側では引力は急激に弱まります。軌道の周期が増えるほど、外側の電子は原子核の引力からシールド(遮蔽)されるのです。 おや、ならば周期表の右側の方が外側の電子数が多いから、より金属性をしめすの? なんて思ったりするかもしれませんが、そうはなりません。 内側の電子の数は同じですが、核の電荷が大きいので、内側の電子の軌道がぐっと縮んでしまうのです。外側の電子もこれに伴って捕まってしまいます。自由に離脱出来ません。ハロゲンなどは金属性を示せないのです。
その他の回答 (1)
1.さあ・・・外側の電子が原子核から離れて、自由に動きやすくなるからではないかな。そうなれば、強い共有結合を作りにくくなりますしね。 2.原子核の電荷が違うからです。大雑把にいえば、原子番号が大きいほど原子核の電荷が大きいので、電子を強く引き付けるために半径が小さくなります。
お礼
なるほど!とてもわかりやすい回答ありがとうございます^^
お礼
とても具体的な回答を頂きました! ありがとうございます^^