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2元系のギブスエネルギー (共晶反応)
A,Bの2成分からなり、ある温度で共晶反応が起こる系についてです。A,Bは互いにほとんど固溶しないとします。 ある問題の解答中に 「片方の成分のモル分率をxとすると、共晶温度で純物質のA,Bと平衡する場合に d⊿g/dx = 0 (すなわち、xによらず⊿gは一定) となる。」 という記述があったのですが、なぜ3相平衡の共晶温度ではxによらず⊿gが一定となるのでしょうか よろしくお願いします。
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回答No.2
あるいは、共晶温度における液相の組成はxによらず共晶組成AmBnになる、 AmBn(液体) →← mA(固体) + nB(固体) ... 3相平衡の共晶温度 ⊿g = m g(A,固体) + n g(B,固体) - g(AmBn,液体) ... xによらない と考えたほうが分かり易いかもしれない。
- 101325
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回答No.1
⊿g≠0ならば相平衡ではないので、相平衡にあるときは⊿g=0になる。 よって共晶温度で純物質のA,Bと平衡する場合、xによらず⊿g=0=一定になる。 xによらず⊿gが一定となるなら、d⊿g/dx=0である。