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グルタミンとグルタミン酸 腸のエネルギー源は?
グルタミンは腸の主要なエネルギー源であるとよく聞きますが、 グルタミンが代謝されて生じるグルタミン酸を投与しても、グルタミンと同じように腸のエネルギー源となるのでしょうか?
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グルタミンとグルタミン酸の違いは、アミノ基が付いているかどうか だけです。 両者は簡単に入れ替わりますから、グルタミンが腸のエネルギー源になるのなら、当然のこととしてグルタミン酸も腸のエネルギー源になるはずです。 下記のサイトに、そのような記述があります。 http://hobab.fc2web.com/sub4-Glu_Gln.htm
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- thegenus
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回答No.2
同じかどうかは知りませんが、消化管上皮に取り込まれたグルタミン酸の95%は血管までたどり着けないことになっていますから、利用されてしまいます。 グルタミン酸は旨味物質と呼ばれるように粘膜上の受容体を介して神経系に作用しますから消化管の上皮細胞内において大差がないとしても、体にとってグルタミンとは同じではありません。いわば消化管の運動を担う平滑筋にとっては同じでは済まされなくなります。全身が影響を受けます。つまり単なるアミノ酸ではなく消化吸収の調節作用を生じるのですからそれが何を意味するかは言わずもがなです。
補足
ご回答ありがとうございます。 勉強になります。 では、腸管細胞だけに焦点をあてた場合、グルタミン、グルタミン酸はどのように代謝されるのですか。それぞれのトランスポーターが発現しているのでしょうか。