国民負担はそのまま国民の負担だろうとかいうツッコミは脇に置いて、幾つか。
『迷探偵』
色々と首を突っ込むくせに、関与するとますます混乱を呼ぶ迷惑な存在であることから。
『盗人が十手持ち:岡っ引きが銭をせびる』
その昔、岡っ引き、目明しと呼ばれる人達がいましたが、彼らは元盗人やゴロマキの類だった人。捕まったのちに今度は取り締まる側に回ったんですね。取り締まる側に回ったのちも、制度を利用して小銭を稼いでいたとか言います。
『悪法を許すのも法律家:抜け道を示すも法:迷信を生むも科学』
法律は本来正しい道を示すべきであるが、かえって誤った方向に向かせる事もある。
根拠が曖昧でも一見科学的な表現を用いていることで、広く盲衆に広まることがある。
『鋳掛屋が槌を貸す:悪餓鬼が鋳掛屋になる』
昭和の初めごろまで鋳掛屋さんという街頭鍛冶屋が津々浦々を回り、一つ所に数日とどまっては近所の鍋釜バケツといった金物を修繕して回っておりました。言葉は鋳掛屋が悪ガキを集めて金槌を渡し、近所の家の鍋釜の底を打ち抜くようそそのかす…という落語噺「いかけ屋」から。
『神は悪魔以上に人を殺す:神はリセットボタンを持っている』
聖書の中で悪魔族が人を殺めたのは10人。神は洪水を含め優に3千万人超の人命を奪ったことを指して揶揄した言葉。
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なお、そろそろお気づきとは思いますが、上にあげた故事は正しいものの『』内は私の創作を含み、故事成語ではありません。『怪答者』に騙されないようご注意を(^^;
いや、確かに何かありそうなものですけど、私もこれといって思い出せなかったもので、悪乗りしてしまいました
(_"_)スミマセン
〇〇人が〇〇人を作るとか、そんな海外の言葉があったようにも思ったのですけど、思い出せないまま昼休みが終わる・・・。
お礼
「役人の子はにぎにぎをよく覚え」 ご紹介の川柳は、私の心境ですね。趣旨が、珍しいドラマに遭遇した時の複雑な気持ちを表す人情話ですよね。 ミイラ盗りがミイラはそうなる傾向が強いという社会法則じゃないですか。そういうのがありませんかね。 ご紹介の川柳はちと違うのわかりますよね。 しかしながらひらめきとセンスを感じさせる川柳の古典を海の向こうから有り難う。