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愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい。
この格言を言ったアイリス・マードリックについて、どんな人なのか、どこの国の人か、何をした人なのか簡単でいいので教えてください(><) 検索しても格言しか載ってなくて・・・ すばらしい格言だと思ったので、ぜひ知りたいんです。よろしくお願いします。
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アイリス・マードックは20世紀を代表する、アイルランド出身のイギリス作家です。 ご質問の引用元が何かはわかりませんが、サルトルを研究する哲学者として出発し、それと前後するように、作家として小説を発表し始めました。哲学者であり、同時に作家であった人です。 作家として非常に多くの作品を残した人であり、かつ一作ごとに作品の趣向がかなり異なっているために、その作品の傾向をあげることはむずかしいのですが、いずれの作品も、重層的な構造を持っており、読み応えがあり、また同時に読んでおもしろいものです。 近年ふたたびクローズアップされるようになったのは、1999年、彼女がアルツハイマーで死亡したこと、そして彼女の死を看取った夫であるジョン・ベイリーが、彼女の晩年の様子を『作家が過去を失うとき』(朝日出版社)であきらかにしたことによります(映画『アイリス』はその作品の映画化)。この本ではアイリスとの出会いから、彼女の発病の様子、発病後、夜間に目覚め、虚空に向かって楽しそうに会話する様子などが抑えた筆致で描かれており、かなり長い本なのですが一読に値します。 マードックの作品は、最近刊行された『ジャクソンのジレンマ』を除いて、邦訳作品は現在非常に入手困難なのですが、個人的にアルツハイマーの発病以降書かれた『ジャクソンの…』は、刊行すべきではなかったのではないか、と思っています。 もし興味がおありでしたら、集英社から「現代の世界文学」という文学全集が出ていて、これはおそらくたいがいの図書館に置いてあると思います。そのイギリス編にマードックの『鐘』(夫との関係に疲れたドーラ・グリーンフィールドが、閉鎖的な宗教的共同体インバー・コートを訪れる、というところから始まっていく)が所収されていますので、それをお読みいただきたいと思います。おそらくそれが一番手に入りやすいのではないでしょうか。 また#1さんの紹介されている『アイリス』という映画もなかなかおもしろいのですが、主演のジョディ・デンチがあまりにマードックに似ていて、気味が悪いほど、とベイリーが言っていたそうです。
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ANo.#1です。 英語で名前を書いてくれているページがありました。 名言集 http://member.nifty.ne.jp/suzukiy/i/verb-lv3.htm 松竹ホームビデオ 『アイリス』 http://store.nttx.co.jp/_II_D110715633
「イギリスで最も素晴らしい女性」と称されたアイリス・マードック[Iris Murdoch](作家)の事ではないでしょうか? [アイリス] IRIS (2001年/イギリス)…映画化されてますよ。