Discover what your students do not know and then try to explain it to them in a way that everyone will understand.
和訳を見る限りでは、thatを関係副詞としてみているように思えますが、実際には関係代名詞です。
このthatはhowの代用では?
某参考書の例題です。
There are a few general principles that apply to all the kinds of teaching. The first principle is that the teacher should be clear. Whatever you are teaching, teach clearly. Discover what your students do not know and then try to explain it to them in a way that everyone will understand. Use many examples and illustrations. Allow enough time for discussion. A good pupil is seldom silent.
Patience is the second principle. Nothing worth learning can be learned quickly. Real teaching is not just giving information. It involves a conversion, an actual change in the pupil's mind, and this does not happen quickly. Lessons should be carefully planned and plenty of time allowed for repetition and review. Emotion should be controlled. Whenever we become too emotional as teachers, we are forgetting that conscious reason is what makes us men and not animals.
The third principle is responsibility. Anyone who teaches should realize that it is a serious matter to guide another person's life.
この第二パラグラフの
Discover what your students do not know and then try to explain it to them in a way that everyone will understand.
ですが、私はthatを関係副詞howの代用と考えたのですが、参考書の説明では
thatはunderstandの目的語になる関係代名詞。「学生が何を知らないかを発見し、次にそれを誰にでも分かる方法で説明するようにつとめなさい」
とありました。
しかし、和訳を見る限りではthatを関係副詞としてみているようにしか思えません。
私の解釈のどこが間違っているのでしょうか?
>in a way that everyone will understand は explain にかかっていますので
その通りです。
explain in a way ...「方法で説明する」
あくまでも that ~は way を修飾します。
「説明方法」とはつながりません。
「~方法で説明する」の「方法」が「誰もが理解できる」ような方法。
Everybody will understand THE WAY.
先行詞 way は主節 explain in a way
関係節 everybody will understand the way
両方に現れます。
この「方法を理解する」という関係節の方に,主節の「方法で」をつなげて
「説明する方法を理解する」としてしまっていますね。
「みなが理解できる方法」
で説明する。
この「理解できる方法」というのは「方法で」理解する,のでなく,「方法を」理解する
これが関係代名詞 that S understand
「方法で」説明する
は explain IN a way
うーん,「説明方法」を理解するのでなく,
「理解できる方法で説明する」
わかりやすい方法,
そういう方法で,説明する。
この「で」は IN a way の in で出ます。
その説明方法,というつながりではありません。
あくまでも way that S understand というのは「方法を理解する」
誰もが理解できるような方法
で説明する。
やっぱり in の方でしょうか。
way に in がついている以上,「方法で」ですが,
「方法」の修飾は関係代名詞的。
関係副詞でいう「副詞」は先行詞自体が「方法で」でなく,
後とのつながり。
I don't understand the way (that / in which) you explain the matter.
あなたが,そのことを説明する方法が理解できない。
これは先行詞「方法」を理解する,ですが,
後との関係で「方法で,ことを説明する」
このへんの混同でしょうね。
>thatはunderstandの目的語になる関係代名詞
と書いてあったのですね。この通りです。
understand の後に目的語が欠けている。
(understand に自動詞用法がないではありませんが)
それとも,前の in のせいでしょうか,やはり。
He lives in a house which his father built.
in a house であっても,関係詞としては後の built THE HOUSE と関係する。
His father built the house where he lives.
関係副詞であっても,先行詞は必ず名詞。
あくまでも後ろの he lives THERE / IN THE HOUSE と関係する。
なるほど,関係代名詞の that と関係副詞の代用としての that は見分けにくいことがあります。
way の後というと,たいてい関係副詞です。
日本語で「~する方法,~の方法」と訳すと区別できませんが,
in a way that is strange or unpleasant
というと,主格なので関係代名詞です。
今回も in a way that S ... understand
まあ,私はこういう説明は好きではありませんが,いわゆる「不完全な文」
understand の後の目的語として,understand THE WAY
「誰もが理解できる方法」
この「方法」は「そういう方法で,何かを理解する」のでなく,
「方法そのものを理解する」
in a way こちらに,in がついていることと,関係副詞とは別です。
先行詞である way をどう使うかは関係詞とは別。
質問者
お礼
ありがとうございます。
しかしその解釈をしますと、in a way that everyone will understand は explain にかかっていますので、everyoneが「説明方法」を理解すると言うことでしょうか?日本語訳だけを考えると、「説明方法」を理解すべき人がいるとすればそれは教育者ぐらいで、everyoneが理解すべきなのは「説明方法」ではないような気がするもので・・・。
お礼
ありがとうございます。 関係副詞ではないと言うことが良く分かりました。