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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:和訳をお願いします^^;)

海洋中の有機炭素とメチル水銀の関係についての研究

このQ&Aのポイント
  • 研究者たちは、有機炭素の微粒子が海洋中でメチル水銀を生成する土台となる可能性を見つけた。
  • これにより、メチル水銀が水中に再放出される。
  • これは気候変動や水銀循環に関連し、温暖で生産性の高い海洋では、より多くのメチル水銀が人間の食卓に蓄積される可能性がある。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ddeana
  • ベストアンサー率74% (2976/4019)
回答No.2

サンダーランドのチームは、メチル水銀と有機炭素、それぞれのレベル間での関係性も発見しました。 研究者によると、植物性プランクトンやその他の供給源によって生産された有機炭素の粒子(※1)は、海洋において微生物が水銀をメチル化できる表層を提供するとのことです。 メチル水銀はその後もう一度海中に放出される可能性があります。 「我々はまだ原因メカニズムが何かはつかんでいません。ですが海洋の生物ポンプ(※2)に関連しているらしいです。」とサンダーランドは言います。 彼女は、南および赤道付近の太平洋における過去の調査結果では、生物学的活動がもっとも高い地域で同様の高いメチル水銀濃度が観測されたと付け加えます。 そのつながりは気候変動と水銀サイクルの為の意味合いを有します。つまり、より多くの植物性プランクトンや魚が生息する、より暖かく生産性の高い海は、人間の体内に取り込まれるメチル水銀の量を増加させるかもしれないということです。 加えて研究者達は、西太平洋の海水はアジアでの増加する大気放出物質より堆積した水銀を拾い上げ東北太平洋まで運ぶことができるのではとの仮説を立てています。 おそらく海だけが過去の大気降下物に含まれるより高い水銀量に対応できるのだろうとサンダーランドは言います。 ラ・セーヌ=シュル=メール(※3)にあるフランス国立海洋研究所(IFREMER)のダニエル・コッサとその同僚は、今度は地中海から、「陸水学と海洋学」5月号に発表されるもうひとつの水銀データを集めました。 両方の論文が、すべてのメチル水銀が沿岸や川などの水源から直接運ばれてくるのではないことを示し、メチル化(※4)は海の中間深度で起ることを裏付けていると、レンデにあるイタリア大気汚染国立研究協議会研究所所長で、コッサの共同執筆者、ニコラ・ピオーネは述べています。 ※1:粒状有機炭素とも言われます。 ※2:大気中の二酸化炭素が、海洋に溶けるという形で吸収→表層に存在する植物プランクトンの光合成によって有機物の粒子に固定→この粒子が中深層へ沈降→海洋が生物的に二酸化炭素を吸収。この一連の能力を「生物ポンプ」と呼びます。 ※3:位置については下記をご参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%8C%EF%BC%9D%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB ※4:仕組みについては下記をご参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E5%8C%96

NEKOTA1
質問者

お礼

遅れました^^; ありがとうございますorz

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

    また、サンダ-ランドのチームは、メチル水銀のレベルと有機炭素のレベルとの間にも関係があることを発見した。     プランクトン、あるいは他の源からの有機炭素粒子は、微生物が海洋の水銀をメチル化する表面を提供するのではないかと、調査者たちは言う。     こうして出来たメチル水銀は海水に戻される可能性がある。     「まだ、この原因究明には至っていないが、海洋の生物的ポンプに関係があると思う」とサンダーランドは言う。     彼女はさらに「南洋および赤道付近の太平洋での過去の調査は、生物学的活動が最も活発な海域では、(この調査)同様に高いメチル水銀の集積が見られた」と加える。     この関係は、気候変化と水銀周期との間に関係がある、すなわち、より暖かく生産が活発で、プランクとが多く、魚も多い海洋からは、人間の食卓に昇るメチル水銀の量も多いことになる。    この調査団は、太平洋西部の水は、アジアからの排気に含まれる水銀を吸収し、北部太平洋に移動させるという仮説も立てている。    大洋は、過去の大気中のより高い水銀量を反映しているに過ぎないのではないか、とサンダーランドは言う。     LA Seyne-sur-Mer にある、フランス海洋開発研究所 (IFREMER) のダニエル•コスタと彼の調査団は、水銀に関して又別の資料を集めている、これは地中海から取った資料で Limnology and Oceanography の5月号に掲載される。     この二つの研究は、すべての水銀が、沿岸、あるいは河川に直接源泉を有するとは限らず、海洋の中間深度の部分でメチル水銀が形成される、とコスタの共著者で、レンデ(Rende) にあるイタリア国立大気汚染研究所の所長ニコラ•ピローネは言う。

NEKOTA1
質問者

お礼

遅れました^^; ありがとうございますorz

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