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幻肢痛について
幻肢痛ってあるじゃないですか。 右腕を無くした人が右腕が痛いって言ったりするあれです。 この間腕を枕にしてねてしまったようで起きたら右腕が麻痺して動かせなかったんです。 しばらく動かないなーと思って邪魔なので右腕を左腕で移動させたんですよそこでおかしなことに気がついたんです。 確かに右腕は移動させたのですが、感覚が移動させていないときのままなんです。 説明がおかしくてすみません、実際には腕をあげているのに感覚では腕を下げている。 そんな感じだったんです。 長ったらしくてすみません、要するに何がいいたいかって言いますと幻肢もこれと同じようなものなんですかね?
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- crimsonking1969
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最近、私自身が手首の神経を切ってその再生手術を局所麻酔で行いました。麻酔が効いてしばらくして、腕の空間配置と頭の中の腕の空間配置が全く異なっていることに気づきました。腕は手術台の上に乗せられているのに、私の頭では腕はほぼ90度に曲がり、拳はキツく握りしめている状態でした。しかも、体操のマットのようなもので手首全体を強く圧せられている感じでした。術後6時間程で麻酔が解けて来た頃手首が痒くなってきたのですが、反対の手で触っても何も感じませんでした。ついでにラマチャンドラン(解答者の一人が参考に挙げていたインド系アメリカ人)が開発したミラー療法も試みましたところ、ミラーに動く方の手を写し、ミラーの裏側に麻痺した手を隠して動く手の動きと同じ指令を麻痺側の手に送りましたら、麻痺側の指に運動感覚が生じてきました。もちろん、その時指は動いているわけではありません。現象的には医学書に書かれている幻視と全く同じです。私の場合は軽い痒みで済みましたが、これが強烈な痛みであればたまらなかったでしょうね。ラマチャンドランの発想の豊かさに改めて感動した次第です。質問者の助けになっておれば幸いです。
しろうとの私は、本質的に同じと考えてよいと思いましたが、「脳の中の幽霊」を読んでみるとよいと思います。この本は幻肢痛の治療を行っている在米のインド医師が書いた本です。翻訳されていますが、出版社を忘れてしまいました。随分前に出版されたものですが、図書館にはあるのではないかと思います。
- rokutaro36
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良く似たものです。 質問者様の場合、腕の神経がしびれていたために、 右手を左手で動かしたために、右手が動いたことが 脳に認識されなかったためだと思います。 幻肢痛とは、「無意識」のときに四肢が喪失することが 一つの条件になっています。 つまり、脳が痛みを感じたまま、四肢がなくなってしまったので、 その修正ができない状態なのです。 指を切ったとき、痛いと感じるのは、指ではなく、脳です。 指からの神経の刺激が脳で分析されて、この刺激は「痛い」のだと 判断して、痛いと感じます。 だから、その神経の刺激の伝達をブロックすることで、 痛みを感じなくなります。これが、局所麻酔の原理です。 幻肢痛は、頭の中で「痛い」という状態のまま意識を消失するので、 目覚めたとき、他の刺激が入ってこないので、痛いと言う 頭の中の信号を消せなくなるのです。 頭の中で痛いと感じている痛みなので、どんな鎮痛薬も効きません。 なので、とても厄介な痛みです。 同じようなことが、慢性疼痛でも起きます。 つまり、痛みを長期間がまんしていると、痛いのが当たり前になって、 脳が思考停止状態になることがあります。 そうなると、「痛い」という状態がずっとつづくことになり、 これも、どんな鎮痛薬も効かない、厄介な痛みになります。